映画「Event Horizon イベント・ホライゾン」を見た

1997年の映画。

舞台は近未来。7年間消息を断っていた「イベント・ホライゾン号」の信号をキャッチしたサム・ニール博士は、ローレンス・フィッシュバーン船長が率いる救助艇のチームとともに、イベント・ホライゾン号を探しに海王星付近まで旅する。発見したイベント・ホライゾン号に乗り込むと、メンバは次々と幻覚を見始める…。


前知識なしに見たのだが、ウーン……

何だコレ?\(^o^)/

「船が意識を持っているようだ」なんつっていて、途中までは、2017年の「ライフ」みたいに宇宙船の中で起こる SF ホラーなんだなー、と思って見ていた。しかし段々と様子がおかしくなってきて、サム・ニールは狂ってるんだかまともなんだか分からないまま、突然自分の目ン玉をくり抜いてしまうし、「俺には見えている」と言いながら宇宙船の窓を銃で撃って、窓から宇宙に吸い出されてしまうし、色々と謎。

瞬間移動を可能にする「コア」が、別次元の地獄に繋がっていたために、イベント・ホライゾン号の元々の乗務員たちは気が狂って死んだみたいなのだが、サム・ニールがそのように豹変していく意味がよく分からなかった。

最終的に、ローレンス・フィッシュバーンは自らを犠牲に、イカれたサム・ニールを殺し、乗組員のブロンド女と黒人男を助けるが、ブロンド女は幻覚を見続けていて錯乱してる、っていう終わり方だった。

あまりにもイミフ過ぎてググったのだが、どうも監督が「俺もこの映画の真似したい」と思った要素をまとめて1つの映画でやってしまったみたい。欲張っちゃいかん、という教訓の映画ですな、こりゃ。