映画「Hannibal ハンニバル」を観た

2001年。1991年の「羊たちの沈黙」の続編で、この映画の10年後を舞台にしている。

ジョディ・フォスター改めジュリアン・ムーアは、前作の「バッファロー・ビル事件」のあと、FBI 捜査官として活躍していた。しかし麻薬捜査中に多くの犠牲者を出してしまったことで、マスコミに取り沙汰されていた。

一方、顔がグチャグチャな大富豪のゲイリー・オールドマンは、脱獄して逃亡中のアンソニー・ホプキンスを追っていた。ゲイリーはアンソニー・ホプキンスに全身の皮膚を剥がされる仕打ちを受けていた。車椅子生活を余儀なくされていた彼は、復讐の機会を伺っていたのだった。そこでホプキンスと関わりがあったジュリアン・ムーアの存在を知り、彼女を利用しようとする。

ゲイリーは司法省のレイ・リオッタを買収し、ジュリアン・ムーアを謹慎処分にさせた。ジュリアンを監視していたホプキンスはその様子を見て、ジュリアンに電話をかける。

それを探知し、ホプキンスの居場所を突き止めたゲイリーは、ホプキンスを誘拐。現場を見かけたジュリアンが急いで追いかけると、ホプキンスはゲイリーの持つ倉庫ではりつけにされ、獰猛な豚に食われようとしているところだった。

ジュリアンは倉庫に突入、ゲイリーの部下と銃撃戦になる。ホプキンスの拘束を解いたところでジュリアンは撃たれ、気絶する。するとホプキンスはジュリアンを抱き上げ、迫ってきた豚たちをうまくかわした。

ゲイリーは自分の車椅子を押す主治医に、ヤツを撃ち殺せと命令する。しかしただの医師に人殺しなどできない。主治医が戸惑っていると、ホプキンスは「俺のせいにして、そいつを突き落としてしまえ」と言って立ち去る。ゲイリーの介護に疲れていた主治医は、その言葉を聞いてゲイリーを車椅子から突き落とし、豚の餌食にしてしまうのだった。

意識を取り戻したジュリアンは、ホプキンスに打たれた麻酔でフラつきながらも立ち上がる。そこはレイ・リオッタの別荘で、食卓には料理中のホプキンスと、ボーッとした様子のレイ・リオッタが座っていた。

ホプキンスはレイ・リオッタの被っていた野球帽を取る。すると彼の頭には切れ込みが入っており、ホプキンスがナイフを入れると、頭蓋骨ごと頭部が取れ、脳ミソが露わになる。そして脳の一部を切り取ると軽くソテーし、それをあろうことかレイ・リオッタ本人に食べさせたのだった。洗脳により意識が朦朧とし、感覚がないまま自分の脳ミソを食わされるレイ・リオッタ。その様子にジュリアンは吐き気を覚える。

ジュリアンはスキをついてホプキンスの腕に手錠をかけ、自分の腕と繋いだ。まもなく警察が到着することが分かっていたホプキンスは包丁を取り出し、「腕ごと切り落とすからな」と脅しをかけ、包丁を振り下ろす。

しばらくして警察が到着すると、ホプキンスの姿はなく、ジュリアンは保護された。彼女の両手は切り落とされていないようだった。

次の場面。ホプキンスは左腕を三角巾で吊るし、飛行機に乗っていた。

隣の席に座っていた少年は、ホプキンスが持参している弁当に興味を示す。「何か食べてみたいか?」そう聞かれた少年は、灰白色の物体を指差す。ホプキンスは少年にその物体を差し出すのだった…。


…ということで、前作にも増してグロシーン全開。自分の脳ミソを本人に食わせるとか、どうかしてんだろ…。

礼儀正しい人物には心を開くホプキンスが、前作でジュリアン (ジョディ・フォスター) に心を開くのは、まぁ分かる。でも今作は、正義であるジュリアンが、ホプキンスのイカれた思想に一瞬洗脳されかけるような、そんな危うさがあった。

皮膚が剥がされて全身ボロボロなメイスン・ヴァージャーが、まさかゲイリー・オールドマンとは分からなかった。特殊メイクヤバすぎ!