ジェットタオルの本当の使い方
公衆トイレによくある、風で手を乾かすジェットタオル。あれの使い方を間違えてる人が多いように見える。
みんな、ジェットタオルに手を突っ込んでは、シャコシャコと忙しく出し入れしたかと思えば、手揉みをしたりするのだ。これではジェットタオルの真価を感じることはできない。
ジェットタオルは、手を奥まで入れたら、ゆっくり引くのだ。ジェットタオルの強風は水滴をぶっ飛ばすほどの威力はないので、ゆっくり引き抜いている間に、水滴を風に押させるイメージが良い。ゆっくり引き抜いていれば、指先に向かって風に押された水滴が集まっていくのが分かるはずだ。
このようにすれば、大抵は1・2回ゆっくり引き抜くだけでほぼ綺麗に乾く。というか、「乾かす」のではなく「水滴を落とす」という表現が近いだろう。
効果的な使い方を考える
多分これは、ジェットタオルを見て、一度使ってみた時に、どうしたら効率的・効果的にその装置を使えるかを考えているかどうか、にかかってると思う。
手をシャコシャコ素早く動かしてもあまり乾いた気がせず、結局ハンカチを取り出している時に、「なんでこの装置で乾かないんだ?自分の使い方が変なのか?」と考えられるようにしたい。
決して「よく乾かない機械なんだな」と終わらせないでほしい。本当に効果のない機械ならこんなに普及しない。それなりの効果やメリットがあるから普及しているのだ。そうなると効果を得られない原因は装置ではなく、装置の利用者側にある。
目の前のものからどれだけ恩恵を受けられるか、というか、ズル賢くても搾取できるか、ぐらいに考えてみて、効果のありそうな方法を模索する習慣をつけたい。