JStat でヒープに関する統計情報を取得する

JDK 付属のコマンドラインツールである JStat を使うと、ヒープに関する統計情報を文字列で取得できる。

リアルタイムにグラフで推移を確認できる JConsole と用途に応じて使い分けると良い。

まずは対象の Java のプロセス ID を jps.exe で調べる。

そして、以下のように JStat を叩く。

Rem プロセス ID「9999」を監視する
> jstat -gcutil 9999 5000

-gcutil1 にすると、ヒープやガベージ・コレクションに関する統計情報を見られる。5000 は監視の間隔を指定するもので、単位はミリ秒。つまり5秒ごとに統計情報を標準出力に出力する、というもの。

これで OutOfMemoryError の原因調査や性能試験時の確認ができるであろう。