トイレが空いてる会社は良い会社なんだと思う

男子トイレの個室。前の会社ではいつも誰かが入ってて、並んでないとトイレに入れなかった。

今の会社は、フロアの人数が異なるものの、トイレの個室数は同じで、いつもガラガラ。すぐにトイレができて助かっている。

これは、前の会社にいる人たちが食物繊維をたくさん採ってたワケでもなく、今の会社にいる人たちが激務でトイレもままならないというワケでもない。むしろ残業時間でいえば今の会社の人たちの方が少ないと思う。

では何が違うのかというと、今の会社の方が、トイレの個室でスマホに逃げている人が少ないということだと、個人的には思っている。

理由は色々だと思う。長時間残業が常態化しているとか、会社のパソコンがネットに繋がってなくて息抜きもできないとか。

そうした理由全てを平たく言ってしまえば、職場から逃げたいからトイレに引きこもる時間が長くなるのである。

そういう意味では、今の会社はネットも繋がってるし、仕事もなんとかなっているほう。自席での自由度が高いから、トイレに逃げ込む必要がない。

なにも仕事中ずっと遊び呆けているワケではなくて、ちょっと脇に逸れるけど気になっていた技術情報を4・5分ググるとか、その程度の気分転換を1日に1・2回できればいいのである。

だが、それが自席でできない・しづらいとなると、誰にも見られず、職場の中にあって、サボってるかどうか判断がしづらい、トイレの個室という空間に逃げ込む人が増えるのである。

だから、個人的には、職場のトイレの個室がいつも埋まっているような会社より、個室が空いている会社の方が、良い会社なのかなと思っている。