我が家のファミコン事情 : 06 … バイナリィランド

母方の祖父母の家にあったファミコンの記憶を辿る、我が家のファミコン事情。6本目は「バイナリィランド」。1985-12-19 発売。

2匹のペンギンが左右対称に動くあのゲーム。雰囲気とか音楽がかわいくて好きだったな。祖父母の家にあったゲームの中では1番か2番ぐらいに印象に残っている。

パズル要素が強くて、パズル系のゲームが好きな母と一緒によくやってたと思う。何となく母を思い出すゲーム。

記事を書くにあたって調べ直して初めて知ったのだが、このゲーム、製作者の二人が社内恋愛中だったらしく、二人の様子が強く反映されているらしい。タイトル画面でグリンとマロンというペンギンの名前が二人のスタッフの名前に変わるとかいう裏技もある様子。知らなかった。

で、この二人ではない別の人の結婚式でのみ配布された、幻の「引出物バージョン」が存在するとか存在しないとかいう話もあるみたい。

桜田名人のツイートによると

そもそもKiku & Meguさんは結婚してませんからね。

とのこと。何があったんでしょ。

使われている音楽の原曲はエリック・サティの『ジュ・トゥ・ヴー』(あなたが欲しい)。

この曲いいよねー。和むし、懐かしくて少し切なくなるような。

タイトル画面にて両方のコントローラーのAとBを押しながらリセットすると、「KIKU MEGU LOVE STORY!」の隠しメッセージが出る。「KIKU」および「MEGU」は本作の製作者で、当時社内恋愛中であった。

主なスタッフ

  • PROGRAM : 田昌昭
  • GRAPHICS : 菊田昌昭
  • ADVISER : 奥村

「KIKU」「MEGU」ではない別のハドソン社員の結婚式で、式の引き出物としてこのソフトの限定版(「祝御結婚」のシールの貼られた金色のパッケージ)が列席者に配布された。このソフトは398000円の値段が付いた。ただし元ハドソン社員の桜田名人によると、引き出物として数十本しか製造されていないにもかかわらず、中古市場に大量の贋作が出回っているという。限定版はゲーム内のキャラクターが変更されているとのことだが、桜田名人は偽造防止のため詳細は明かせないとしている。なお、現物はまだ確認されていない。このソフトが実在するか否かについては意見が分かれる。

このソフトの限定版の存在について、元ハドソン社員の高橋名人も2008年9月1日付ブログでのコメント(2008年9月2日)内で「存在を忘れていた」と語っている。

二人が別れたのか、何か理由があったのかは分からないが、その当時の愛情はとても強くて、本物だったんだろうなぁ、と感じさせる、優しくて素敵なゲームだと思う。今でも大好きなゲームである。