git tag を活用する
Git にも、他のバージョン管理ツールと同様に Tag 機能がある。タグとは、特定のコミットに対するエイリアスと思うと分かりやすいだろう。
以下にコマンドで使い方を示す。
# まずは普通にコミットしてコミットログを作る
$ git commit -m "hoge"
# 直前のコミットに対し Tag 付けをする
# 「v1.0」部分がタグ名となる
$ git tag v1.0 -m "Tag です。"
# コメント付きでタグ一覧を確認できる
$ git tag -n
# 指定のタグの内容を確認するには
$ git show v1.0
直前のコミットではない別のコミットにタグを付ける場合は、コミット ID を指定すれば良い。
# 後ろにコミット ID を書く
$ git tag v1.1 -m "あの時のコミットのタグです。" e5dcb5e227…
指定のタグをチェックアウトするには以下のようにする。
# タグ名「v1.0」を新規ブランチ「tag1.0」としてチェックアウトする
$ git checkout -b tag1.0 refs/tags/v1.0