サイバーガジェットの「レトロフリーク」が気になる

サイバーガジェット。古くは「カラット」という会社で、Pro Action Replay (PAR・プロアクションリプレイ) の代理店だったが「コードフリーク」という独自ツールに移行している。

そのサイバーガジェットから「レトロフリーク」という製品が出ているのを今更知った。

これはレトロゲーム機11機種のカートリッジが扱える、いわば実機エミュレータとでもいうべきもので、「かつてのゲーム機本体は壊れて捨ててしまったけど、カセットだけ残っている」というゲームを遊ぶことができる。

対応しているハードは以下のとおり。

  1. ファミリーコンピュータ
  2. スーパーファミコン
  3. Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
  4. ゲームボーイ
  5. ゲームボーイカラー
  6. ゲームボーイアドバンス
  7. メガドライブ(NTSC/PAL)※メガアダプタ使用時はセガ・マークIII/SG-1000対応
  8. GENESIS(北米版メガドライブ)
  9. PCエンジン
  10. TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
  11. PCエンジン スーパーグラフィックス

別売のコンバーターを使うとカートリッジの端子を変換でき、合計15機種のカセットが扱えるようになる。

コンバーターセットもあるみたい。

Wii っぽい感じのメニュー画面があり、高解像度化もされている様子。

さらに、カセットのセーブ機能がダメになっているものでもレトロフリーク本体にデータをセーブできたり、どこでもクイックセーブができたり、カートリッジのゲームを本体に吸い出すことができたりする。つまり一度カセットを本体に吸い出しておけば、本体だけでゲームがプレイできるようになり、どこでもセーブもできるという。

かなり魅力的なガジェットなのだが、ネットで評判を見ると、品質面でムラがあるっぽい。例えばコントローラーの利きが悪いとか、カセットの端子部分が弱くて壊れやすいとか。

少々扱いに注意が必要そうだが、かつてのゲームカセットが吸い出せて、どこでもセーブなどチート気味なプレイもできるというところは「ニンテンドークラシックミニ」にはないポイントだろう。お値段も大して高くないので欲しい…。