サイバーガジェットの「レトロフリーク」が気になる
サイバーガジェット。古くは「カラット」という会社で、Pro Action Replay (PAR・プロアクションリプレイ) の代理店だったが「コードフリーク」という独自ツールに移行している。
そのサイバーガジェットから「レトロフリーク」という製品が出ているのを今更知った。
これはレトロゲーム機11機種のカートリッジが扱える、いわば実機エミュレータとでもいうべきもので、「かつてのゲーム機本体は壊れて捨ててしまったけど、カセットだけ残っている」というゲームを遊ぶことができる。
対応しているハードは以下のとおり。
- ファミリーコンピュータ
- スーパーファミコン
- Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
- ゲームボーイ
- ゲームボーイカラー
- ゲームボーイアドバンス
- メガドライブ(NTSC/PAL)※メガアダプタ使用時はセガ・マークIII/SG-1000対応
- GENESIS(北米版メガドライブ)
- PCエンジン
- TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
- PCエンジン スーパーグラフィックス
別売のコンバーターを使うとカートリッジの端子を変換でき、合計15機種のカセットが扱えるようになる。
- ギアコンバーター対応カートリッジ
- ゲームギア(カートリッジ)
- セガ・マークIII(カートリッジ/マイカード・マークIII)
- SG−1000(カートリッジ/マイカード/オセロマルチビジョン用カートリッジ)
- NESカートリッジコンバーター対応カートリッジ
- Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
コンバーターセットもあるみたい。
Wii っぽい感じのメニュー画面があり、高解像度化もされている様子。
さらに、カセットのセーブ機能がダメになっているものでもレトロフリーク本体にデータをセーブできたり、どこでもクイックセーブができたり、カートリッジのゲームを本体に吸い出すことができたりする。つまり一度カセットを本体に吸い出しておけば、本体だけでゲームがプレイできるようになり、どこでもセーブもできるという。
かなり魅力的なガジェットなのだが、ネットで評判を見ると、品質面でムラがあるっぽい。例えばコントローラーの利きが悪いとか、カセットの端子部分が弱くて壊れやすいとか。
- 参考 : サイバーガジェットのレトロフリークで遊んでみた話(そのあとレトロフリークが壊れて修理してもらった話) - 酢ろぐ!
- 参考 : 【ファミコン等】互換機レトロフリークは買い?使ってみた人達の感想まとめ【機能は?】 | スキあらばGAME
少々扱いに注意が必要そうだが、かつてのゲームカセットが吸い出せて、どこでもセーブなどチート気味なプレイもできるというところは「ニンテンドークラシックミニ」にはないポイントだろう。お値段も大して高くないので欲しい…。