iOS Safari から追加したフルスクリーンモードアプリのステータスバーの表示仕様を変える

前回紹介した、apple-mobile-web-app-capable による「ウェブページをネイティブアプリっぽく見せるフルスクリーンモード」だが、このフルスクリーンモードの時にステータスバーの表示仕様を変更する方法があることが判明。早速試してみた。

apple-mobile-web-app-status-bar-style

こちらも meta 要素で、apple-mobile-web-app-capable と同時に apple-mobile-web-app-status-bar-style というメタ宣言をする。

<meta name="apple-mobile-web-app-capable" content="yes">
<meta name="apple-mobile-web-app-status-bar-style" content="default">

このように設定したページを「ホームに追加」して開くと、ステータスバー部分は白色の背景に黒文字、というデザインになる。

apple-mobile-web-app-status-bar-style に設定できる値は以下の3つ。

Cordova アプリを作っている人なら black-translucent の挙動は馴染みがあるかも。cordova-plugin-statusbar を入れると defaultblack のように、ステータスバーが常時表示されるようになる、あの動きだ。ステータスバーの高さは 20px で、この分だけ表示位置がズレる。

実際のサンプル

以下にそれぞれの設定を行ったページを用意したので、それぞれ「ホームに追加」して動作確認してみてほしい。


defaultblack は使いやすいと思うが、black-translucent はクセがある。

なお、ステータスバーは iPhone を横向きにしたとき (ランドスケープ表示という) は表示されない。