「PlayStation4 グランツーリスモ SPORT リミテッドエディション」を買った

2017年10月19日発売の「PlayStation4 グランツーリスモ SPORT リミテッドエディション」を買って、グランツーリスモ SPORT をプレイしたのでレポート。

目次

僕のバックグラウンド

予め「PlayStation4 グランツーリスモ SPORT リミテッドエディション」を買った僕のバックグラウンドをお伝えしておくことで、これからお伝えする僕のレポートのバイアスを皆様に了承しておいていただこうという目的。

購入まで

グランツーリスモ5・6を見送っていた僕は、グランツーリスモ SPORT の発表とともに購入を決意。PS4 も持っていなかったので、PS4 本体とグランツーリスモ SPORT がセットになっているリミテッドエディションが発表された直後に Amazon で予約していた。あんまり事前にネタバレしたくなかったので、予約してから情報収集しておらず、今日まで体験版の配信があったこととかも知らなかった。

2017年10月19日に配送されたが不在で受け取れず、翌20日に受け取って初プレイ、そして今日21日もプレイしてみた次第。

PS4 はネット必須!

自分のゲームライフがインターネットとは無関係なハードの世代で終わっているので、PlayStation Network にユーザ登録したり、ネット対戦するために月額払いの PlayStation Plus というサービスに加入したりと、ネット通信が必須なことは少々驚いた。

コレって今時の子供はこの情報量についていけるのだろうか…。こういう UI 自体に慣れていないのもあると思うけど、PlayStation Store とか何がどうなんだかちっとも頭に入ってこなかった。ゲームを始めるまでの障壁が多くて、PC のセットアップとか好きな自分としてはこの辺はワクワクしながら勉強できたものの、「早くゲームがしたい子供」だったらゲンナリするんじゃないかなと思う。

ちなみに、ネット接続は無線 LAN でも接続できる。コントローラも充電したら無線でプレイできるし、電源ケーブルも AC アダプタとかなくてスッキリ。テレビとの接続も HDMI ケーブル1本で済んで、昔みたいな赤・黄・白の AV ケーブルみたいな煩雑さがないのは本当に感動した (今更かと思われそうだけど…)。

リミテッドエディションの PS4 は、GranTurismo SPORT 仕様のカラーリングになっている。本体に GT ロゴがあしらわれたグレーな本体はスッキリカッコイイ。HDD 容量は 1TB。

PlayStation4 Pro ではないので、別ゲームのことも考えて Pro のスペックを考えている人は注意。

グランツーリスモ SPORT は綺麗!

さて、プレイステーション4と同時購入した、本命「グランツーリスモ SPORT」であるが、詳細レポートは別途行うこととする。というか、しばらくは攻略日記みたいに書こうかな?とも思っている。

今回は初回プレイまでのお話。

PS4 本体に GT SPORT のディスクを挿入すると、早速 GT SPORT の v1.02 パッチをダウンロードし始めた。v1.02 パッチは 13GB ほどあってダウンロードに小一時間かかった。

アーケードモード

アップデート作業中はネット通信を必要とするモードがプレイできず、まずはオフラインでもプレイできるアーケードモードから始めた。

Instagram のフィルターがかかっているが、レース画面は本当にキレイになったと思う。自分の中では PS2 の GT3 との比較になってしまっているので当たり前かもしれないが、木々とか背景の細かいところまで高精細だ。自分の下手クソプレイが映っていないデモ画面などは本当に実写と見まごうほど。

スケープスモード

次に、実際の風景写真の中に獲得したクルマを配置して写真が撮れるスケープスモードをやってみた。

写真撮影時に周辺の景色の情報も記録しているのか、CG のクルマに周りの景色が綺麗に反射している。リミテッドエディションに同梱されているスペシャルブックレットにも記載があったが、車は鏡という思いを渾身のクオリティで実現している。

写真撮影に際しては、カメラのシャッタースピードや絞りなど、実際の一眼カメラのような細かな設定ができる。クルマの CG のクオリティも高いおかげで、撮影した写真は本当に実車を撮影したかのようなクオリティ。

以下は自分が撮ってみた写真。自分が買ったリミテッドエディションには8台のスターターカーパック3台のボーナスカーパックの特典があり、最初から高性能なクルマが自分のガレージに並べられるので、写真撮影にもバリエーションができて楽しい。

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— Neo (@Neos21) 2017年10月21日

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— Neo (@Neos21) 2017年10月21日

GT スポーツはこのモードだけ見てもかなり楽しいかもしれない。

グランツーリスモ SPORT は「オンライン専用」ゲーム

買ってから箱に記載されている「オンライン専用」の文字を見て初めて気付いたのだが、グランツーリスモ SPORT はオンラインプレイが前提になっていて、オフラインだとアーケードモードとスケープス (写真撮影モード) しかプレイできない。さらにセーブデータの保存も出来ないので、少なくともインターネット環境が必須である。

オンラインモードでは、これまでの「ドライビングスクール」的なコーナーである「キャンペーンモード」と、このゲームのメインとなる「スポーツモード」というネット対戦モードがある。

スポーツモードでネット対戦を行うには、PlayStation Plus というサービスに加入する必要がある。コレは PS4 ソフトでネット対戦をする時は加入が必須となるサービスで、月額約500円と有料だ。最初は無料お試し期間があったのでひとまずお試し期間で遊んでみたが、コレはどうしたものか…。大人になって、毎日ゲームをやりまくる時間も体力もなくなって、月額500円を黙って払い続けることになるのもなんだかなぁ、と。こういうところも、今の子供ってついていけてるのかね?ゲームをやりまくる大人用な感じがプンプンする。一応、月ごとに退会したりできるようだが。

スポーツモード

そんな PlayStation Plus への加入が必須となるスポーツモードは、今作のメインとなるネット対戦モードだ。

デイリーレースというレース大会が主で、10~15分ごとに出場者のエントリーが行われている。エントリー後、予選走行でスタートポジションが決まり、本戦となる。対戦相手は自動的に自分と同レベルの車種・ユーザがマッチングされるので、「こっちは素人で市販車なのに相手が全員上級者でレースカー」といった事態にはならない。

コレがとてもよくできていて、クルマの差がほぼなくなり、本当にクルマのセッティングとユーザの腕だけが比べられるような感じ。「上位にいるからといって油断はできない」「今回は下位だったけどもうちょっと頑張れば勝てるようになるかも」というレベル感で対戦していけるので、レースが楽しい。

自分は無線 LAN でネット通信していたが、通信のラグなどは一切感じず、普通に CPU 車両と対戦しているかのような感覚でプレイできた。コレは凄い。

ただ、このモードは E-Sports としての側面がかなり強く、乱暴なプレイをするとすぐペナルティが課せられる。具体的にはノーブレーキでコーナーに進入したり (自動的にブレーキアシストはかかるがそれを無視してアクセルを踏み続けるとか)、相手車両に体当りしたりするとペナルティとなり、一定時間低速で走らないといけなくなる。

ゲームならではの非現実的なプレイが全然できず、大真面目なプレイを強要されるのはちょっとイマイチ。せめて「参加者全員同意の上で、追突もコースアウトもペナルティなし」みたいなモードが別に欲しいところ。

ネット対戦なので当たり前だが、自分のペースで次々とレースを開始できるワケではなく、1レースの開始までしばらく待ったりしないといけないのは、せっかちな自分にはちょっと合わないかも。心にも、時間にも余裕がないと中々継続してプレイできなさそう。

キャンペーンモード

一方、キャンペーンモードは、一人でコツコツプレイできるモード。セーブデータの管理のためにネット通信が必要だが、対戦ではないので PlayStation Plus の加入は不要。

グラツーシリーズでおなじみの「ドライビングスクール」の他、特定のミッションをクリアする「ミッションチャレンジ」や、コースごとの攻略法を学びながらタイムアタックする「サーキットエクスペリエンス」といったモードがある。

いずれも課題制で、クリア時のタイムや条件によってゴールド・シルバー・ブロンズの3ランクで評価される。PS2 の GT3 時代と比べると操作性も変わったのか、初級の方の課題でもブロンズがギリギリだったりして、ゴールドでのクリアは結構大変。

このモードは自分のペースでサクサクと進められ、好きなだけやり直しもできるのでやりやすい。GT3 をやっていた頃はドライビングスクールモードが嫌いだったが、コレはちまちまプレイするには良いかも。


今回はココまで。

次回以降、PS4 本体や GT SPORT の詳細について少しずつ学んだことを書き留めていこうと思う。