Jasmine を使用したユニットテストで便利な「fdescribe・fit」「xdescribe・xit」
Jasmine を使用したユニットテストで、「この開発中の機能だけテストを実行したい」「担当外のテストにエラーがあって鬱陶しい」といったことがあるだろう。
そんな時に、指定のテストのみ実行できる fdescribe
・fit
と、指定のテストを実行しないようにできる xdescribe
・xit
という関数が使える。
使い方は簡単で、通常の describe
・it
を使ったテストコード部分を fdescribe
とか xit
に書き換えるだけ。f
や x
を1文字付け足せば良い。
x
は何となく「×印」の意味で、テストを実行しないことは想像できるけど、f
って何だろうなと調べたところ、「Focused」の意味らしい。
- 参考 : Global
簡単に実行対象のテストを設定できる反面、ウッカリこのままテストコードをコミットしてしまいがちなので、fit(
や xdescribe(
といったコードが混じっていないか Grep するようにしよう (もしくは Lint 等でこれらの関数の使用をエラーにすると良い)。