Classic Shell スキンのフォントを変更する
12インチディスプレイの Asus ZenBook3 を買ってしばらく経つが、視力低下に伴い、9pt のシステムフォントを見続けるのは結構辛くなってきた。おまけに英語版の Windows10 を日本語化したせいか、標準のシステムフォントが Segoe UI になっているらしく、メイリオを見慣れた自分としてはキレイに見えなかった。
全体的なシステムフォントは「Meiryo UI も大っきらい!!」というフリーソフトを使って、「メイリオ 10pt」にすることで見やすくなったのだが、スタートメニュー拡張に使っている Classic Shell のメニューにはこのフォント設定が反映されないようだった。
- 参考 : Windowsカスタマイズシリーズ
そこで、Classic Shell スキンのフォントやフォントサイズを変更する方法を調べたところ、「Resource Hacker」というフリーソフトを使えばスキンが編集できることが分かった。
Resource Hacker のダウンロード・インストール方法
Resource Hacker は以下からダウンロードできる。自分はポータブル動作する Zip 版にした。本記事執筆時点の最新版は v4.5.30 だったのでコレを選んだ。
ついでに日本語化ファイルを以下からダウンロードする。同じ v4.5.30 の日本語化パッチをダウンロードする。ResourceHacker.exe
と同じフォルダに ResourceHacker.JP
を置いておくだけで良い。
Classic Shell スキンの変更方法
Classic Shell スキンは C:\Program Files\Classic Shell\Skins\
に格納されている。自分は「Windows Aero」スキンを Windows7 ライクな表示で使っていたので、Windows Aero.skin7 というファイルが対象のファイルとなる。コチラは予めバックアップをとっておこう。
Classic Shell は予め終了させておく。Resource Hacker を「管理者権限で実行」し、対象のスキンファイルを開く (「すべてのファイル」が見えるようにしないと .skin
や .skin7
ファイルが表示されない)。
ファイルを開いたら、左のツリーペインから「SKIN」フォルダをダブルクリックし、「1:1033」というスターアイコンの項目を選ぶ。すると右側にコードが表示される。
Ctrl + F
で検索ができるようだが、自分の環境ではうまく動いたり動かなかったりだった。コードは長くないので全量目視でも大丈夫だろう。
コード中に
Main_font="Segoe UI",normal,-9
という風に書いてある行が何箇所か出てくる。これがフォント名とフォントサイズの指定になる。この場合デフォルトだと Segoe UI の 9pt ということだ。どうりで文字サイズが小さく、フォントが汚いワケだ。好みではないので、メイリオ 10pt にしようと思う。
Main_font="Meiryo",normal,-10
このように書き換えれば良い。
編集が終わったら、メニューバーの再生アイコンで「スクリプトをコンパイル」し、フロッピーアイコンで「保存」して終了する。
あとは Classic Shell を再起動して編集したスキンファイルを選択すれば、編集した内容で動作するはずだ。
自分の場合はメニュー幅が広くなりすぎていたので、Classic Shell の設定から「プログラム画面の幅」 を 40 から 20 くらいに変更してやるとちょうど良くなった。
コレでかなり快適!