どうしても文章がまともに書けない人は一定数いるので、細かくフォーマットを用意するしかない
いくつになっても文章の主述が無茶苦茶だったり、上司が聞きたい作業報告をまともに話せないヤツはいる。
ある程度まともに話せる人からすると、毎日ボケッと生きてて仕事の目的も把握しないままダラダラやってるから自分が何やってるのかも説明できないし物事を筋道立てて認識できないんだろう、と切り捨てたくなるが、残念ながらこういうバカは少数派ではなかったりする。
こういうヤツらに何とか求めているアウトプットを促すためには、文章を記述してもらうためのフォーマットを細かく決める他ない。
議事録が書けないヤツには、最初から「日時」「会場」「参加者」「決定事項」「申し送り事項」の欄をコチラで用意してやる。
コミットコメントが正しく書けないなら、対話スクリプトで「何を変えましたか?」「このコミットで何がどうなりますか?」などと訊ねてやって、過不足なく情報を引き出させる。
バグチケットが書けないヤツにも、コレとコレとコレを漏らさず書け、そうしないと起票できないぞ、という入力フォームにしてやる。
彼らは、相手がどんな情報を求めていて、そのために自分からどれだけの情報を提供する必要があるか、逆算して喋ることができないのだ。彼らは「相手にとって」という視点が欠如しているので、「こういうことを話してほしい」とか、彼らにとって漠然とした指摘をしても一生治らない。期待しても無駄だ。
それでも役立たずを使って仕事をしていかないといけないので、ココは諦めて「サルでもできる」レベルに落として、情報を引き出させるフォーマットを作るしかないのだ。
- 参考 : プロジェクト管理 - バグレポートの書き方 - Qiita
- 参考 : バグ票を書こう - Qiita
- 参考 : 仕様書の書き方 - Qiita
- 参考 : 新人さんに議事録の取り方をレクチャーしたときのメモ - Qiita
- 参考 : Gitでやらかさないための事前予防策 - Qiita
- 参考 : 初心者から一歩抜け出すためのGitの業 〜 コミットコメント - Qiita
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コミットが何を変えるのかを明確にする
1コミットにつき1つのバグを直す 相手がこのコミットを見た時にどう捉えるか
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