機嫌良く居ることは大人の義務

誰しも不機嫌になる瞬間はあるだろうが、それをわざわざ表に出してはいけない。

不機嫌さを表に出すということは、すなわち周りに対して「私は機嫌が悪いのだから、私に気を遣い、機嫌良くなるよう配慮しろ」と脅迫していることと同じであり、大きく捉えれば「ハラスメント」と表現できる。それだけ罪なことだ。

自分の機嫌を悪くした直接の相手にムッとするならまだしも、会社で起きたトラブルからくる不機嫌を家庭に持ち込み、大きな音を立てて溜め息を付きながら家事をやったりするのは、不機嫌を不必要に周りに伝染させるだけで、全く望まれる行為ではない。

家庭であったことは家庭内で。会社であったことは会社内で。不機嫌はその原因を作った場所、環境までに留めて処理しきり、外に持ち出さないようにしよう。

不機嫌になる要因に対して、自分から改善しようとアクションを起こさないことも罪だ。「私はただただイライラし続けますので、それを察してそっちで対策を考えて上手いことやっといてください」と言っているワケだ。いい大人が、まったく甘ったれている

自分で自分の機嫌くらい取れ。自分で処理できないことを他人にぶつけるな。

ある程度大人になったら、周りに対して機嫌良くしておくことは義務だ。不必要にイライラを周りに撒き散らすことは罪だ。今すぐ止めよう。