アーティストに金を落とさない人に怒る個人の意見
「音楽は YouTube から落とす」ような人に対して、強く批難する人たち。
ぼくはこれまでずっと、彼らが強く批判するのは、「私はお金を払っているのにアイツらが払わないのは『ズルい』」という感覚からくる批判なのかなと思っていた。
が、周りのそういう人たちからいくつか意見を聞いてみると、自分自身の「損した感」からではなく、純粋にそのアーティストへの思いから、そのような人達を批難している人もいるようだ、と気付いた。
ぼく個人の意見でいえば、YouTube から音楽を落としたり、割れ厨などのような人達は、最初から客ではないと思っている。
もし色々な規制が上手くいって、お金を払わないと入手できない環境になったとしても、彼らはお金を払って買ったりはしないだろう。そのアーティストのことは好きだとしても、自分がお金を払ってまで応援する気はない、というレベルの人達なのだ。
お金をきちんと払い、正規のルートで商品を買っている人は、もちろん正しく、偉い。が、その中でも、お金を払わない人たちを強く批判するタイプの人は、少々正義感がお門違いだと思う。
僕に言わせれば、そういうのは結局、自分が貢いでいることに気持ちよくなっているだけだったり、いちファンという視点を欠いて世間の代表であるかのように勘違いして周りに怒りを覚えてみたりしているだけだと思う。
正しくない行いを見かけた時に、本当にどうにかしてもらいたいと思うなら、自分からその人にガミガミ言ったり、ネットにかきこんだりするのではなく、しかるべき権力を持つ機関に依頼しないといけない。
それをしない、できないというなら、それはただの感情論、自分がスッキリしたいがために喚き散らしているのと同じだ。
正しくても無駄。あんまり度が過ぎると正義だろうとみっともないので止めよう。