オレオレ環境・オレオレ設定を極めすぎない

「キーボードは HHKB が使えないと仕事にならない!」とか、「Vim にこの設定入れておかないと使い物にならない!」とか、そういうの、個人的にはクッソダサいなと思っている。

勿論、「支給品のキーボードより自分の好みに合うキーボードの方が仕事がしやすい」とか、「その環境設定をしておくと効率が上がる」とかっていうことはとても良いことだし、そういう取り組みはやらないよりやる方が良いとは思っている。ただ、そうした「オレオレ環境」「オレオレセッティング」に完全に依存しきるのは逆に不便だろうな、と思うのだ。

一般的な SE の場合、3〜5年単位とかで常駐先が変わったりする。相手先の会社のルールは様々で、自分の好きなキーボードを持ち込んだり、ネットから好きにフリーソフトを落としたりしても問題ない会社もあれば、私物持ち込み禁止・ネット環境もないような会社だってある。前者のような自由な職場ならいいが、後者のような職場に異動した時に「アレがない」「コレができない」といったことでイチイチストレスを溜めて、「能率が下がった」と自分で思うのは凄く苦痛だと思う。

オレオレ環境構築はプライベートに留め、仕事としてやる時は「仕事用の控えめな環境設定」を考えるべきだろう。

「控えめな環境設定」とは、こんなことが言える。

キーボードに関して

ついでにマウスに関して言うと、ノート PC を支給される会社でも、マウスは別途支給されたりすることが多い。ただ、その場合も副ボタンがいくつもあるような特殊なマウスは手に入らないので、自分でマウスを用意する時も2ボタン・スクロールホイール程度の、一般的な形状のマウスだけを選ぶようにしておいた方が良いだろう。

導入ツールについて

全体的に、OS 標準で入っている機能を最大限に活用することがポイントといえる。サードパーティツールは導入できないモノも出てくるので、代替スクリプトを OS 標準で利用できる言語で自作できるスキルが身につくと望ましい。

「あのツール・環境じゃないと仕事が出来ない」といった発言は、本人はギークアピールのつもりなのかもしれないが、周りからすると独りよがりで面倒臭い人材としか思えない。どんな PC でも自分のスキルで何とかできる、そんなエキスパートになっていきたい。