禁止事項を伝える時は「代わりにこうやって欲しい」も伝える

自分が今住んでいるマンションで、主に外国の人がゴミ出しのルールをあまり分かっていないらしく、マンション入口の掲示板に張り紙がされている。「○○することは禁止!」といった内容が、ご丁寧に4ヶ国語で掲示されている。

(※ 注意されている具体的な内容はボカすが、普通の人ならまずやらない行為だ。海外ではそういうやり方が許可されている場所があったりするのだろうか?)

それでもゴミ出しのマナーが改善しないようで、日に日に張り紙が増えて、大きくなっている。「再三注意していますが、○○することは禁止です!!」と4ヶ国語で張り出されているのだ。

住人が必ず通るマンションの入口に、4ヶ国語で張り紙がされていたら、さすがに「張り紙の内容が理解できない人」はいないと思う。それではなぜ、その張り紙を読んだと思われる該当者の行動が改善できないかというと、「じゃあどうしたらいいんだよ」に答えていないからではないだろうか。

つまり、注意されている方としては、「『○○することが禁止』なのは分かった。だが、『○○せずに同様の目的を果たすにはどうしたらいいのか』が分からない。だから仕方なく○○を続けてしまう」という状況なのではないか、ということだ。

あの張り紙は、あえてひねくれた見方をすれば、「禁止っつったら正しい行為の方は察しろ」と言っているかのような注意の仕方、ともとれる。こういう「察しろ」的な言い方が日本人特有のモノかは何ともいえないが、「普通に考えたらまずやらないことをやっている相手」が、自分と同じ常識・思考回路を持っていると思う方がズレているだろう。

やって欲しくないことがある時は、逆に「やって欲しいこと」もあるはずだ。だから、「それ止めて」と一緒に「代わりにこうして」を伝えるようにしよう。