GitHub のパスワードを変えたので、パスワード入りで git clone していたリポジトリの設定を修正する
ある日 GitHub を開くと、ページヘッダに「テメェのパスワードは HaveIBeenPwned に登録されてるから変えときな」といったメッセージが表示されていた。「HaveIBeenPwned」というのは、どこかから漏洩したメールアドレスやパスワードの情報をデータベース化しているサイトで、バレやすいパスワードを見極めたりする時に使えるサービスだ。
GitHub はこのサービスを使ってパスワードの弱さをユーザにアナウンスするようになったようだ。
- 参考 : New improvements and best practices for account security and recoverability | The GitHub Blog
- 参考 : 自分のメールアドレスやパスワードの流出を確認できる「have i been pwned?」。確認したら、流出しててガックシ。 - やじり鳥
自分が使っていたアカウントの一つでこのメッセージが表示されていたので、パスワードを変更した。コレに合わせて、git clone
していたローカルリポジトリの設定を変更しないといけない。自分は、以下の過去記事で紹介している「パスワード入力を省略する方法」を採っていたからだ。
リモート URL の中にユーザ ID とパスワードを組み込んでおくと、git push
の時にパスワードを聞かれなくなる、という小技だが、組み込んでおいたパスワード文字列が変わったワケなので、コレを差し替える。
リモート URL は、以下の要領で変更すれば良い。
# まずはカレントディレクトリのリモートリポジトリ URL を確認する
$ git remote -v
origin https://Neos21:【旧パスワード】@github.com/Neos21/neo.s21.xrea.com.git (fetch)
origin https://Neos21:【旧パスワード】@github.com/Neos21/neo.s21.xrea.com.git (push)
# 【旧パスワード】部分を【新パスワード】に変えた URL に変更する
$ git remote set-url origin https://Neos21:【新 パスワード】@github.com/Neos21/neo.s21.xrea.com.git
# 正しく反映できたか再確認する
$ git remote -v
origin https://Neos21:【新パスワード】@github.com/Neos21/neo.s21.xrea.com.git (fetch)
origin https://Neos21:【新パスワード】@github.com/Neos21/neo.s21.xrea.com.git (push)
こんな感じ。git remote
系のコマンドって叩く機会が少ないから忘れっぽい…。