2015年版「Steve Jobs スティーブ・ジョブズ」を観た

Netflix で2015年版の「Steve Jobs スティーブ・ジョブズ」を観た。

2013年版の「Jobs スティーブ・ジョブズ」も以前見たことがあって、そっちはアシュトン・カッチャーがジョブズを演じていて、1970年代の若かりし頃からの物語になっていた。

今回観た「スティーブ・ジョブズ」は、マイケル・ファスベンダーがジョブズを演じている。どっちかっていうとアシュトン・カッチャーの方が似てはいる。

コチラの作品は、いきなり1984年の Macintosh 発表直前の舞台裏から物語が始まる。製品発表直前だというのに、色んな人が押しかけてきては「あの時どうだった」「こうしてくれ」と言い合いになる。「ソーシャル・ネットワーク」や「マネーボール」で知られるアーロン・ソーキンが脚本をやっているからか、会話での畳み掛けが凄い。そして、アシュトン・ジョブズと比べて、ファスベンダー・ジョブズの方は、本当に友達になりたくない、メチャクチャ嫌われる人間として描かれている。多分こっちのジョブズの方がより実際に近いのかなと思う。w

アシュトン・ジョブズの方が、ジョブズの歩んだ歴史全般が読み取れる。ファスベンダー・ジョブズは、ジョブズの強烈なこだわりを掘り下げて描いている感じ。別に狙ってはいないだろうけど、両方見るとうまいこと補完できそうな感じ。

個人的には、この作品でジョブズのこともうちょっと嫌いになった。w 彼がいない Apple でいいと思う。