技術系のネタを「ゴミ記事」にしないために注意すべき具体的なポイント

前回、「現実的、金銭的な収益を目指して技術記事をアウトプットするようにしたら、より読者のことを考えるようになるからアウトプットの質も上がってゴミ記事は減るんじゃね?」ってなことを書いた。

今回はそれとは別に、僕が良記事だと思うポイント、ゴミ記事にしないためのポイントを挙げてみる。

それぞれの事柄に関しては過去にこのブログで愚痴混じりの長ったらしい文章を書いているので、理由や根拠、メリデメの話はほとんどしない。

目次

良記事にするためのポイント

良記事と思われる要素

何箇所か強調を入れたが、良記事に見られる大切な要素は、以下のようなものだ。

ゴミ記事の特徴

これらを反転させてみれば、ゴミ記事の特徴、すなわち真似すべきでない、誰からも求められていない、役に立たない文章の特徴が分かる。

ゴミ記事を書いてしまう人の心理

このような文章を書いてしまう人は、まず「自分がどうしてその文章を書くのか」から考え直した方が良いと思う。文章を書きたくない、書くのは面倒だ、と思っているなら、無理せず書くのを止めた方が良い。そのような状態では、いくら書いても何も成長しない。何か指示らしきものをもらって、ただ「書かされている」状態の人が、こういうゴミ記事を発信しがちだ。

文章を書くことで自分がどうなりたい、とか、こういう人にこう思って欲しい、とかいう目的がハッキリしていないと、「自分はこうした」「自分はこう思った」という主観的な記事しか書けないだろう。読み手のことを考えていない以上は、個人的な走り書きのメモに等しい。あるフリーソフトの「インストール方法を解説する記事」と「自分がどうやってインストールしたかを説明する記事」は、全く違うのだ。言わずもがな、後者がゴミ記事になるメンタリティだ。「自分がどうやってインストールしたか」という実績から、「あなたはこうやってインストールすると良いですよ」とガイドする記事に変換する、手間をかける必要がある。


このような点に気を付けて、ゴミ記事を生み出さず、良記事を発信できるようにしてほしい。