Premiere Pro でのネストシーケンスの作り方と、配置時の注意

Adobe Premiere Pro CC 2018 で検証。


複数の写真にトランジションを設定しているシーケンスを作ってあって、そのシーケンス全体をゆっくりズームインしたい、といった時に、「トランジションを設定しているシーケンス」を子シーケンスとして配置し、親シーケンスの方でズームイン処理などを付けたい。

そんな時に、「新規シーケンス」を作成して、作ったクリップを移植するのは面倒だ。

そこで調べてみると、「シーケンスのネスト」という機能が存在した。

タイムラインで子シーケンスにまとめたいクリップたちを選択しておき、右クリックから「ネスト」を選ぶと、それらのクリップをまとめた子シーケンスを生成してくれる。


コレで「子シーケンス」を作るのは簡単になったのだが、そんな子シーケンスを別のシーケンスに配置しようとした時に問題が起きた。

別のシーケンスにネストシーケンスを配置しようとすると、タイムライン上に分解されたシーケンスが配置されてしまい、まとまったネストシーケンスとして扱えないのだ。

調べてみると、ちょうど以下の記事で図説されているとおりの事象だった。

で、対処法も記載されていて、タイムコードの下にあるアイコン群の左端にあるアイコン、「ネストとしてまたは個別のクリップとしてシーケンスを挿入または上書き」ボタンを ON にしておく必要がある。

コレでネストシーケンスをバラさずにタイムラインに配置できた。