Premiere Pro CC には Encore が付属しておらず動画を DVD に焼けないので別の方法で DVD に焼く

大昔は Adobe Premiere Pro CS4 を使っていて、最近は Adob Premiere Pro CC 2017・2018 を使っている。

今回、作成した動画を DVD に焼いて、通常の DVD・ブルーレイレコーダーで再生できる形式にしようとしていた。すっかり DVD への焼き方を忘れていたので調べ直したところ、DVD に焼くには Adobe Encore という別ツールを使うみたい。コレは Media Encoder とは別物のツールだ。

で、この Encore だが、Encore CS6 を最後にリリースされていないらしく、Premiere Pro CC シリーズには同梱されていないのだ。別口で Premiere Pro CS6 をインストールし、それに同梱されている Encore CS6 を使わないといけない。

Premiere Pro CCには、Encore CS6の後継のバージョンは付属されておりません。

Encore CS6がこの製品の最後のリリースとなります。

今、ビデオ・放送業界では、テープやディスク等の物理メディア離れが進み、クラウドとストリーミングの時代を迎えつつあります。

そうした時代の趨勢の中で、弊社はストリーミングサービス向けの製品 に重点を置いた製品開発、機能強化を追求する方針を決定しました。例えば、Adobe Media EncoderとAdobe Premiere Pro CCには、QuickTimeチャプターマーカーを使用してiPad対応のビデオを作成できる機能があります。また、Androidタブレットにも対応するプリセットも数多く用意しております。

しかしながら、DVD、Blu-Rayへの書き出しの需要も根強いことも事実です。Premiere Pro CCで作成された作品のDVD/Blu-Rayのディスクオーサリング作業には、Encore CS6を継続してお使いいただくことを提案しております。

しかし、自分の環境では何故か CS6 をインストールできなかったので、別のやり方を模索した。

ちなみに Premiere Pro CC と Encore CS6 を併用して DVD に書き出す手順は以下を参照。

今回はコレとは別のやり方を取らざるを得なかった。


まずは、H264 形式で書き出した動画ファイルを、DVD Flick v2 というフリーソフトで書き出してみたところ、映像がガクついてしまい失敗。

次に、デスクトップマシン「ガレリア XG」に、最初から CyberLink PowerDVD というツール群がインストールされていたので、コレでなんとかならないか調べてみた。するとこの中の PowerProducer というオーサリングソフトが使えそうだった。

動画ファイルも、H264 形式だとなんか相性が悪そうだったので、Premiere Pro にて MPEG-2 形式で書き出し直した。画質は最高画質に引き上げておいた。ガレリア XG ならサクサク書き出してくれるぜ!w

PowerProducer 側の設定はウィザード形式で特に迷わないが、「ビデオ出力方式」を「PAL」ではなく「NTSC」にしておかないと、日本の DVD デッキで再生できないことが多いので注意。この設定項目がウィザード中には出てこず、設定画面を別途開く感じなので、慣れていない人はやらかすかも。w

最終的に、PowerProducer を使って無事 DVD に焼くことができ、DVD デッキで再生できた。よかった…。