2019年はみんな「今ライター持ってる?」的な話し方やめようぜ
「キミ、今ライター持ってる?」みたいな回りくどい話し方、問い方やめよう。
あなたが真に相手に聞きたいのは、「その人がライターを所有しているかどうか」ではなく、「その人がライターを持っていたら私のタバコに火を付けるために貸して欲しい」ということなのだから、それを最初からスパッと伝えよう。
もう察して君は止めろ。時間の無駄だ。そういう話し方の方がコミュニケーション能力ない。丁寧なフリして回りくどくなって相手に望んでいることが不明瞭になるだけだ。
「僕のタバコに火を付けたいんだけど、キミが今ライターを持っていたら貸してくれない?」「持ってなかったら別に気にしなくていいよ」と言えばいいのだ。
ライターを借りたい理由も同時に伝えているから、相手もどのように使われるのかイメージが湧きやすい。何を問われているのか明らかになる。
それに、続けて「持っていなくても気にしなくて良い」旨を伝えることで、「買ってきましょうか」などと余計な気を遣わせないようにできる。この一言はまた、「コイツにだけは持ってても貸したくない」と思っているかもしれない相手に、嘘を付いて断ってもらいやすいよう余地を作っている。
このような言い回しに慣れている人間は、相手に「皆まで言わずとも私の要求ぐらい察してくれ」というオゴリが見える時がある。印象が悪いし、頼み事をする時に余計な時間を取ることになるから、くだらない婉曲は抜きにして、ストレートにモノを言おう。