Yum を使って CentOS に Node.js をインストールする一番簡単な手順

Node.js をインストールする。そんな簡単なことなのに、CentOS の Yum でやろうとすると、なんだか色んな方法があって迷う。

いろいろ調べた結果、一番簡単で分かりやすいのは、NodeSource というサードパーティのディストリビューションでインストールする方法。インストールするバージョンを固定しやすいのと、最終的に yum コマンド2行で完結できるシンプルさが良い。

この GitHub ページを見ると、使用するパッケージマネージャ別、Node.js のバージョン別に、インストールコマンドが揃っている。

CentOS の場合は、以下の2行で Node.js v11 がインストールできる。

$ curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_11.x | bash -
$ yum install -y nodejs

最初に curl しているところで、Yum のリポジトリ設定やらなんやらをやっているみたい。以下のように、他の Node.js のバージョンも選べる。

$ curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_11.x | bash -
$ curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_10.x | bash -
$ curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_8.x | bash -
$ curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_6.x | bash -

ネイティブのビルドツールが必要な場合は、事前に以下を実行しておく。使用する npm パッケージによるが、必須ではない。

yum install gcc-c++ make

NodeSource 社というのはどうなんだろう?と思ったが、Node.js 公式でも紹介されていたから大丈夫そう。

Debian と Ubuntu ベースの Linux ディストリビューション、エンタープライズ Linux/Fedora と Snap パッケージ

Node.js 公式のバイナリディストリビューションが NodeSource によって提供されています。

簡単な Docker コンテナを構築する時なんかは Node.js のバージョン管理ツールを入れる必要はないし、コレでおけおけ。