映画「Tower Heist ペントハウス」を観た

2011年の映画。

ニューヨークの高級マンションのマネージャーを長年務めるベン・スティラー。その最上階のペントハウスに住むアーサー・ショウに横領疑惑が浮上し、彼は逮捕される。アーサーはこのマンションの従業員の年金も横領しており、怒ったベン・スティラーはアーサーの部屋に隠されているはずの隠し金庫から金を取り戻そうとする。

金庫の強奪に加わる仲間は、マンションの従業員のマイケル・ペーニャとケイシー・アフレック、マンションの元住人であるマシュー・ブロデリック、そして、ベン・スティラーの家の近所に住む幼馴染の泥棒、エディ・マーフィなどなど。

ネタバレ結末は次のとおり。

ペントハウスに忍び込んで隠し金庫を見つけ、解錠することは出来たのだが、中身が空。落胆する一行だったが、ひょんなことから、部屋に飾られていた「スティーブ・マックィーンが所有していたクルマ」の塗装が剥げ、塗装の下が全て純金だと判明する。アーサーは横領したカネを全て金 (ゴールド) に変え、それを偽装するためにクルマの形に加工していたのだ。さらに、このクルマの中からアーサーが横領していた証拠となる台帳を発見する。

計画変更、マンションの最上階から純金のクルマを盗み出そうとするが、FBI 捜査官が現場に到着してしまい、計画は頓挫、犯行メンバはみなマンション周辺で逮捕されてしまった。

ベン・スティラーは、自分以外のメンバの釈放を条件に、アーサーが横領していた証拠となる台帳を提出する。釈放されたメンバたちは、マンションの最上階にあるプールに隠しておいたクルマを分解し、マンションの従業員全員に「黄金のクルマのパーツ」をプレゼントする。

横領罪で逮捕されたアーサーは刑務所に送られる。ベン・スティラーも2年間の服役を命じられるが、彼のどことなく誇らしげな表情のアップで終わる。

全体的には、ベン・スティラー版「オーシャンズ11」 って感じ。楽しく見られた。