Twitter の iOS 公式アプリからプロモツイートを消す方法

最近、iPhone で使う Twitter クライアントアプリを、Echofon から Twitter 公式のアプリに変更した。すると、「プロモツイート」と呼ばれる広告ツイートがタイムラインの間に挟まるようになった。コレが目障りなので、消す方法がないか調べてみた。

目次

完全に消す方法はない

まず、プロモツイート自体を完全に非表示にする方法はない。アプリを有料購入する、といった課金での対応はできないのだ。

そこで次に考えられるのは、プロモツイートをするアカウントをブロックすることで非表示にする方法だ。しかし、手作業でシコシコと100アカウントほどブロックしたが、際限がないことが見えてきた。

もう少し調べてみると、「ブロックするアカウント」の情報は CSV でインポート・エクスポートでき、他のユーザと共用できるというのだ。ブロックするアカウントを一括インポートする方法があるということなので、どこかから「プロモツイートしているアカウント一覧」が引っ張って来れれば、それをインポートして大抵の広告を非表示にできるかもしれない、と考えたのだ。

プロモツイートしているアカウント一覧

するとドンズバなページがあった。以下の「プロモツイートしているアカウント一覧」というページだ。

本稿執筆時点で、プロモツイートを行っているアカウントを7,608件も収集していて、そのアカウントリストを CSV で提供してくれている。「アカウントリスト ダウンロード」ボタンより、3000件ずつに分割されている CSV をダウンロードし、Twitter の設定画面より「リストをインポート」すれば良い。

なお、Twitter の画面デザインが最近変更されて、一部で適用されている新デザインでは、リストをインポートする「詳細設定オプション」が表示されていなかった。その場合は、使用するブラウザを変えてやると、旧デザインで作業できると思われる。アカウントのブロック処理は非同期で行われ、多少時間がかかるので、インポートしたら反映されるまでは10分程度待とう。

個人的にはコレで7,000件超のアカウントをブロックしたことで、ほとんどのプロモツイートを駆逐できた。

Block Together

あと、ついでに見つけたのは Block Together というサービス。

コレは外部サービス連携して使うモノ。ブロックすべきアカウント情報をみんなで共有して、みんなでブロックしようというサービスみたい。コレが自動的にアカウントをブロックしていくので、スパムや過激な発言のユーザを駆逐して、クリーンなタイムラインを得られるようだ。

コレの効果はイマイチ分かっていない。既にブロックリストが7,000件を超えている状態だったので、Block Together がどのくらい自動ブロックしているのか分からない。


プロモツイートの駆逐は以上で、以下はオマケ。


全フォロワーの「リツイートを表示しない」にするとタイムラインからノイズが減る

僕は最近、Twitter でのフォロワー数を大きく減らした。「リツイート」機能が公式で実装された辺りから、SNS はもう「楽しいモノ」ではなくなってしまった。有益な情報、面白いツイートは、ひねくれた人間の愚痴や過激な主張に揉み消されてしまっている。そこで、少しでも気に入らないツイートをする人はどんどんフォローを外し、ノイズを減らしていくことにしたのだ。

さらに、フォローしている人自身のツイートは良くても、その人がリツイートしたツイートには興味がないことも分かってきた。その人が賛成のつもりで RT したのか、反対のつもりで RT したのかは知らないが、いずれにしても「その人が関心を示した他人」には、僕は興味がない。

だから、少々手間ではあったが、全フォロワーのページに飛んで、「リツイートを表示しない」設定を適用しまくった。コレでタイムラインには一切リツイートが表示されなくなった。

僕は RSS (Feedly) も使い続けているし、Twitter を何か有益な情報交換・議論の場にする必要はない。ふぁぼったーが流行っていた頃のような、人々の面白い日常のつぶやきを時々垣間見られるだけで十分なのだ。嫌いな人やモノの話も、愚痴も文句も見たくない。ある程度「面白いモノ」を観測しそこねるとしても、視野を狭めてストレス因子を排除する方を優先させたいので、このような対応を取った。

リツイートが流れてこない僕のタイムラインは、とても平穏だ。

以上

バカなノイズが多くてイライラする Twitter も、こうやって工夫すればだいぶクリーンに戻せる。