映画「Hunt For Red October レッド・オクトーバーを追え!」を観た

1990年の映画。

ソ連のラミウス大佐が艦長の巨大潜水艦「レッド・オクトーバー」が、アメリカへの亡命を図り逃亡した。ソ連軍の不思議な動きを確認したアメリカ政府は警戒を強めるが、CIA 分析官のジャック・ライアンは、ラミウス大佐が指揮を執っていることを知り、彼の本当の意図に気が付く…。

トム・クランシー原作の「ジャック・ライアン」シリーズで初めて映画化された作品だった。アレック・ボールドウィンがジャック・ライアンを演じたのは本作のみ。アレック・ボールドウィンは、個人的に最近見た映画だと「マーキュリー・ライジング」や「アビエイター」にも出てた。ミッション・インポッシブルのローグ・ネイション辺りから見かけてる CIA → IMF 長官の、若かりし痩せている頃。吹き替えが富山敬で、時代を感じた。

1992年には「パトリオット・ゲーム」という続編が作られたが、そこからはハリソン・フォードが主演。この前観た1994年の「今そこにある危機」はさらにその次の作品だった。3作に共通して、ジャック・ライアンの上司のジェームズ・グリーア提督が出ていて、演じたジェームズ・アール・ジョーンズだけは連投。

ソ連のラミウス大佐はショーン・コネリー (スコットランド出身・アイルランド系)。中佐は「ジュラシックパーク」で知られるサム・ニール (アイルランド出身・ニュージーランド人)。ロシア語を話すシーンもあるが、途中から英語に切り替わっている。

アメリカの潜水艦の艦長はスコット・グレン。1991年の「バックドラフト」で見た人。吹き替えが納谷六朗だった。

みんな冷静沈着、渋いキャラばかりで、カッコイイ映画。潜水艦なので派手なアクションは少ないが、こういう渋い映画は最近ないと思う。