昔懐かしの HTML を久々に書いてみた。「Legacy of HTML」
「ポケモンだいすきクラブ」などのサイトを見てウェブサイトというモノに興味を持ち、1998年に発売された「ホームページビルダー2000」を使って作ったのが、自分の最初の「ホームページ」だったと記憶している。その後、「ホームページビルダー2001」、どこでも配置モードと teacup 掲示板作成サービスが搭載された「ホームページビルダー V6」、検索エンジンへの登録申請機能が付いた「ホームページビルダー V6.5」まではホームページビルダーを使っていたが、その後は完全手打ちで HTML・CSS・JavaScript を書くようになっていた。確か Yahoo! BB の ADSL を契約して、通常のジオシティーズが 5MB くらいのスペースだった頃に、Yahoo! BB 会員特典で広告なし・25MB というスペースをもらったりとかして、ウェブサイト作成にのめり込んでいたと思う。
ホームページビルダーを卒業後、エディタはメモ帳に始まり、「メモ帳++」に乗り換えた後「ez-HTML」をかなり長い間使った。サイトのリニューアルとかをする時は、一括置換できる「TextSS」を使っていた。
そんな手打ち HTML の全盛期、HTML4.01 Transitional や HTML4.01 Strict の頃の記憶は、自分も思春期真っ最中で、一番記憶の濃い時代である。それ以前のホームページビルダーを使っていた時代も、「ソース」タブで HTML3.2 の文字を見かけたことはあったし、気になるサイトがあると「ソースを表示」して研究していたので、今では使わなくなった (使えなくなった) 懐かしの HTML タグというモノは多数ある。
そんな1990年代後半から2000年代前半を思い出し、こんなページを作ってみた。その名も Legacy of HTML。角松敏生の「Legacy of You」のオマージュ。
tt
要素、個人的には等幅にできるタグとして使ったことがある。marquee
(マーキー) は現行の Chrome で当時よりもなめらかに動作したが、blink
要素は動かなくなっていた。
その他、当時も自分では使ったことがなかったのは multicol
・spacer
・xmp
・plaintext
要素辺り。スペーサーに関しては、2x2px の透過 Gif を用意して、<img src="spacer.gif" width="50" height="1">
のように指定して使うテクニックは WebMonkey で学んだ。なぜ 1x1px ではなく 2x2px かというと、当時の IE は 1x1px の画像を正しくレンダリングできないバグがあったからだ。1x1px で事足りても、色が正しく表示されないので、2x2px で作る、という回避策を取っていた。
他にも frame
など、「懐かしのあのタグ」を使ったページを随時作っていこうと思う。何か使って欲しい要素があれば GitHub リポジトリにてご連絡ください。