Chrome ブラウザから SSH 接続できる「Secure Shell App」を使う

ふと Chrome ウェブストアを見ていたら、ブラウザ上から SSH 接続ができるようなターミナルの拡張機能がいくつかあった。なんやそんなことまで Chrome でできんのかい…と驚いたが、その中で見つけた「Secure Shell App」というアプリ (厳密には「拡張機能」ではない) には、見覚えがあった。

どうやら、以前 ChromeBook に Xubuntu を入れて遊んでいた時に、この Secure Shell を使っていたことがあったようだ。

• Crouton を使って ChromeBook に Xubuntu 環境を構築する

何となく馴染みがあるので、今回は MacOS の Chrome ブラウザ上で、この Secure Shell App を使ってみる。インストールは以下から。

• 参考：Secure Shell App - Chrome Web Store

インストールすると、接続先情報の入力欄が出てくる。ユーザ名や接続先 IP は何となく入力できるかと思う。

公開鍵認証で SSH 接続する場合、「Identity」欄で「Import」ボタンを押したら、公開鍵ファイルと秘密鍵ファイルを2つ選択してアップロードする必要がある点に注意。

一つ選択してShift+矢印で公開鍵と秘密鍵を選択する。

秘密鍵だけを選択した場合はプルダウンリストに選択した鍵が表示(インポート)されない。

• 参考：Chromebook Secure Shell 公開鍵認証でCentOSにSSH接続する - designetwork

設定が済んだら接続してみよう。Chrome ブラウザが SSH ターミナルに早変わりだ。

多少は使用フォントやカラーリングなども変更できるようなので、設定次第では Windows GitBash を超える SSH ターミナルになるかも。

• 参考：これはすごい！ChromeがSSHクライアントになるエクステンション「Secure Shell」 - Chrome Life