映画「Marauders マローダーズ 襲撃者」を観た
2016年の映画。
FBI 捜査官のクリストファー・メローニは、ブルース・ウィリスが頭取を務める銀行で発生した強盗襲撃事件を捜査する。すると、ブルース・ウィリスの弟が殺された事件に関わっていたレンジャー部隊が浮かび上がる…。
…というところだけ書くと簡単な話なのだが、ムサ苦しい男しか出てないのに登場人物がやたら多く、無駄に関係が複雑で話を追うのが面倒臭くなってくる。とりあえずブルース・ウィリスが悪いヤツだからクリストファー・メローニが追い詰めるぜ、ってとこだけ分かってて見てた感じ。
ジョナサン・シェック演じる汚職刑事の末路は、あまり可哀想とは思えず自業自得感が強い。
メキシコに逃亡したブルース・ウィリスを殺そうとする新米 FBI 捜査官のエイドリアン・グレニアーだったが、クリストファー・メローニが駆けつけ、彼がブルース・ウィリスを刺し殺して終わる。
…ウーン、クリストファー・メローニは、FBI の管轄外にまでブルース・ウィリスを追いかけて彼を殺すほどの理由があったか?何でそういう行動に至ったのかというきっかけが何も説明されておらず、「意外性」を履き違えたラストだった。かったるいしつまらん。ブルース・ウィリスの小銭稼ぎ映画だなこりゃ。