映画「Life エディ & マーティンの逃走人生」を観た

1999年のコメディ映画。

1930年代、スリ師のエディ・マーフィは、純朴な青年のマーティン・ローレンスと出会い、彼を誘って密造酒の取引に向かう。しかし、無実の殺人事件をなすりつけられ、二人は終身刑を言い渡される。

以来二人は長い監獄生活を送ることになるが、そこで様々なことが起こる…。(割愛。)

色々あったが、とうとう90歳を超えた二人。ある日施設で火災が起き、二人と思われる焼死体が発見される。しかし実際は、遺体安置所から遺体を盗み出しておき、火災の混乱に乗じて脱獄する、という二人の計画だったのだ。見事脱獄した二人は、1930年代から大きく変わった1990年代のスタジアムで野球観戦をする。


コメディ映画なのだが、黒人差別にもマジメに踏み込んでおり、お涙頂戴なエピソードも入っていたりする。なんというかテンポが悪いし、話をどこに持っていきたいのか分からない感じがある。

映画は囚人仲間が二人を埋葬する時に、思い出話として始まるので、二人の出会いから誤認逮捕までの時間はもっと削っても良かったと思う。まぁ、ずっと刑務所の絵面というのも持たない気もするが…。

コメディなんでどういうオチでも良いんだが、なんか笑いに振り切れなかった感じ。