Netflix オリジナルドキュメンタリー「Take Your Pills テイク・ユア・ピル スマートドラッグの真実」を観た

2018年の Netflix オリジナルドキュメンタリー。

米国では、学生・会社員問わず、スマートドラッグというドラッグが蔓延しているらしい。集中力が増し、仕事や勉強が捗るそうだ。具体的にはアンフェタミンなどという物質が効くそうだ。商品名ではアデロールとかベンゼドリンとかいう名前で知られる。

アンフェタミンと似たような成分のメタンフェタミンは、日本ではヒロポンで知られるモノ。メチルフェニデートは日本ではリタリンとして認可されていたりする。

この成分、海外では ADHD の治療薬として処方されているために比較的容易に入手できるらしいが、日本では完全に違法な「覚醒剤」として取り締まられている。日本で聞く話だと「薬が切れた後の倦怠感が凄い」とか言われる気がしてたけど、このドキュメンタリーの中では「薬が切れた後の副作用」のことについてはほぼ言及がなかった。

実際の薬の効果はどうなのかというと、

という実験結果になったそうだ。

つまり、本人がデキる気分になっただけで、実際の成果や集中力は普段と変わらないそうだ。

気分だけでも万能感を味わえるなら悪くないな…なんてちょっと思ったけど、日本では手に入れようがないのであしからず。海外での今後の扱い方も変わっていくのかしら。