iPhone 11 Pro Max を買った・使えた液晶ガラスフィルム・レンズ保護フィルム・ケースの話も

iPhone 11 Pro Max 256GB・シルバーを買った。

目次

僕の歴代 iPhone

…という時系列で、約3年ぶりに新機種に買い替えた。

iPhone 4 ブラック → iPhone 4 ホワイト → iPhone 6 Plus 64GB スペースグレイ (2014-09-19 発売・2014-09-23 購入) → iPhone 7 Plus シルバー → iPhone 11 Pro Max シルバー

という形で、歴代の所有スマホは全て iPhone。iPhone 4 の2台は2014年の「フエルサ・ブルータ」で水没し破棄、6 Plus と 7 Plus はまだ手元にある。

僕がコレまで iPhone をアップデートしてきたのは全てカメラ目的だった。6 Plus で光学手ブレ補正が搭載され、7 Plus で2眼になった。6 Plus は 720p で 120fps/240fps スローが撮れたが、7 Plus は 1080p/120fps、720p/240fps と向上。今回選んだ 11 Pro Max は、ご存知のとおり3眼カメラになり、超広角レンズが付いた。スローも iPhone 8 以降と同様の 1080p/240fps スローが撮れる。昨年の XS Max も良かったのだが、XS まではレンズの焦点距離は 7 Plus と変わりなく、多少画質が向上するくらいで買い換えることもないなー、と思いスルーしていた。超広角レンズの搭載はハードウェア的に真似できない違いなので、機種変更した次第。

ソフトバンクユーザなのだが、今回は初めて機種代を一括で購入した。佐川急便の兄ちゃんに現金で16万円渡したわ…。

開封

ということで開封。

付属の AC 電源が USB-C・Lightning ケーブルでの接続になっている。MacBook と繋ぎやすくなって嬉しい。

移行

コレまで使っていた 7 Plus からのデータ移行は、「近くにある iPhone からの直接移行」という機能を使った。インストールされているアプリのログイン状況や、削除済みの画像データまで、まるっと移行できた。7 Plus と比べてホームボタンがなくなった 11 Pro Max は、Touch ID も非搭載なので代わりに Face ID を設定。iOS 13 がプリインストールされているのでダークモードにしてみた。

基本的にはこの機能で移行すれば良いのだが、Wallet に登録してある Suica と、LINE のデータ移行だけは注意が必要。

Wallet の Suica は、予め旧機種の Wallet アプリから削除しておき、新機種の方で同じ AppleID に紐付く Wallet 一覧から追加、とする必要がある。

LINE は旧機種でデータのバックアップをしておき、旧機種で「アカウント引き継ぎ」を選ぶ。そして新機種でログインしてデータを取得していくと、旧機種の LINE アプリがログアウトして使えなくなり、新機種にトーク履歴含めて完璧に移行される。

所感

iPhone 6 Plus 以降の筐体サイズ、世間的には「片手で操作できない」とよく云われているが、自分はこの筐体サイズで難なく片手操作できている。全く不便じゃないし、この大画面に慣れていて小さいサイズには戻れなくなっている。6 Plus・7 Plus と 11 Pro Max とは、筐体サイズにはほとんど差がなく、広がっているのは液晶の縦幅のみ、といっても良い (厳密には横幅も多少広がっているが、数ミリの範囲)。

Twitter を開いてみるとこんな感じ。1行あたりの文字数が変わらないことから、横幅には違いがほぼないことが分かる。

ホームボタンがないのはまぁまぁ慣れた。画面下側からのスライドでいかようにもできる。ただ、コレまで「ロック画面で下から上にスワイプ」して開いていたコントロールセンターが、「画面右上から下にスワイプ」して開くように操作が変わり、コレがなかなか慣れない。「下から開く」と思っていたモノが「上から開く」と、上下の操作が逆になったので、慣れない。

液晶保護フィルム・コレを買った

さて、9/20 に発売された商品なので、液晶保護フィルムやレンズ保護フィルムはどれが使えるのか、賭けで購入する感じになったが、いずれも上手く選べたので、紹介しておく。

まずは液晶保護フィルム。ESR というメーカの、強化ガラスフィルムを選んだ。

↑コレ。

少々厚みのあるガラスフィルムで、貼ったらタップの感度が若干下がった。コレまで指先で軽くタップして項目を選択できていたのが、気持ち強めに押さないといけなくなった。

その点はちょっと不便になった気もするが、寸法はピッタリで、後述の純正クリアケースとの干渉もなくて良かった。貼り方だけ頑張れば気泡もほとんど入らずに済んだ。

レンズ保護フィルム、コレを買った

液晶保護フィルムは XS Max のモノがほとんど流用できるそうで、失敗が少なそうだが、カメラレンズの保護フィルムの方は、11 Pro になってレンズのデザインが完全に変わったので、どれが上手くいくか、本当に賭けだった。

↑自分が選んだのはこんなヤツ。

3セットと書いてあるとおり、3眼それぞれに3回貼れるよう、合計9枚のレンズフィルムが入っていたサイズはピッタリ。最初貼り付けた時、三日月型に気泡が入って抜けなくて、失敗か?と思ったのだけど、フィルムの位置を微調整していたらピッタリ全体が貼り付く位置があり、気泡も完全に抜けた。汚れが付いてしまうと、除去するのは困難なので、潔く別のレンズフィルムを貼り直した方が良い。合計9枚入っているので、1つのレンズにつき2回貼り付けに失敗しても大丈夫な計算。w

ケース、コレを買った

自分は元々、シリコンや TPU 素材のソフトケースが好み。最近は、単に買い間違えたのがきっかけだったが、プラスチックのハードケースも使っていた。いずれにしても、ツヤツヤして滑りにくい素材で、透明なケースが好みだ。

iPhone 11 Pro Max の発売前はケースの選択肢がまだ少ないので、Apple 純正のクリアケースを買うことにした。

↑コレ。

4500円と超高い。コレまで買っていたサードパーティのシリコンケースやプラスチックケースは、最安は250円、高くても1500円程度のモノしか使ってこなかったので、かなり高く感じた。

そして、本体に取り付けてみた時の分厚さも、自分史上最大。確かに頑丈で安心感はあるが、筐体サイズが一回り以上大きくなった感じがする。厚みのおかげで、レンズ部分の突出は気にならなくなり、机に置いてもレンズ部分の突起でガタつくことはなくなった。レンズを守れるのは良いことだが、幅が若干増えた感じが、まだ慣れない。ケースが頑丈なので、取り付ける際はかなり強引に押し込む感じになる。あんまり硬いので、スイッチ部分とか飛び出してる部品がぶっ壊れないか心配になったw

コレまで 7 Plus で使っていた薄いプラスチックケースなら、本体を水に浸けてしまった時にケースを外して水気を拭いたりしやすかったのだが、この純正クリアケースはかなり分厚くて頑丈なので、外せそうにない気がする。水に浸けた時のメンテナンスは面倒臭そうだ。

フィルムやケースを付けてみた様子

ケースや保護フィルムなどを取り付けたあとの様子。

本体の周囲に透明な「バリア」ができた。w

↑レンズの突起は完全に隠れて、その点は安心。

本体重量は、iPhone 7 Plus は 188g、iPhone 11 Pro Max は 226g と、38g 増えている。コレに、薄いフィルムではなく丈夫なガラスフィルム、安いプラスチックケースではなく純正の分厚いクリアケースを取り付けているので、握った時の外寸、重量はかなり増加している感覚がある。

しかし、そもそも保護フィルムの寸法が合わないとかいうトラブルはなくて、一安心。自分が人柱になって上手く行ったと思うので、コレから iPhone 11 Pro Max を買う人の参考になれば幸い。

カメラはこれから使っていきます

iPhone 11 Pro Max を買ったものの、特に外出する予定もなく、カメラの真価は試しきれていない。

超広角カメラは中々面白いし、純正カメラアプリの各種機能は充実している。ナイトモードの性能も、手撮りで十分使えてナイス。

ただ、室内で普通に撮った感覚だと、超広角と望遠は暗所にそこまで強くない感じ。標準レンズでのみ使えるナイトモードの性能が良いだけで、室内だとノイズが結構乗る。

超広角レンズには手ブレ補正が付いていない。動画を撮る時に顕著に分かる。まぁ広角なのであまり手ブレが気になることはないが、安定して撮りたい場合はジンバルがあるといいかなぁー。

これからのアップデートで、複数レンズで同時録画できたりするらしいので、その機能が楽しみ。

以上!