レディ・ガガのドキュメンタリー「Gaga: Five Foot Two」を観た

2017年ドキュメンタリー。レディ・ガガの素顔に迫る。

アルバム「Joanne」製作中の裏側、線維筋痛症に苦しむ様子、婚約破棄、スーパーボウル出演、これらの一部始終に密着している。

ガガが運転するクルマが、スタジオに停めてあったマーク・ロンソンのクルマにぶつかってしまって平謝りしてる姿とか面白い。カメラ回してんのに急に上裸になってオッパイ晒してたり、自由奔放な人。

反面、線維筋痛症の症状で顔や脚をはじめ全身が痛むらしく、トリガーポイント注射を打ったりしてる。尋常ではないプレッシャーの中、リハーサルでダンサーや衣装担当に厳しくあたってしまい、すぐに「些細なことに感じるかもしれないけど、こういう理由でパフォーマンスに影響する」「リハーサルで改善点を出しておかないと本番直前のリハの時間がなくなるから」と、論理的に説明してお願いしたりと、感情ばかりの人でもなく、誰にでも真摯に向き合う姿が見て取れる。

正直自分はレディ・ガガの活躍にあまり興味が湧いてなかったんだけど、奇抜なファッションでとにかくトガっていた20代を経て、素の自分、本当の姿、というモノを大事にし始めたレディ・ガガには好感が持てる。