映画「Operation Avalanche アバランチ作戦」を観た
2016年。Netflix 独占配信。
舞台は人類初の月面着陸にアメリカ・ロシアがしのぎを削っていた1967年。
CIA のマット・ジョンソンは、ロシアのスパイが NASA に潜り込んでいるという情報を受け、自身も NASA に潜入し調査することになる。そこで、NASA が月面着陸するだけの技術を用意できていないことを知った彼は、月面着陸の捏造写真や捏造映像を作成し始める…というフェイク・ドキュメンタリー (モキュメンタリー)。
当時のフィルムカメラで撮ったかのようなノイズ感がリアルで、「キューブリック監督に月面着陸の捏造映像を撮らせた」という有名な陰謀論に近いシナリオで、「キューブリック監督から特殊効果のノウハウを盗み出す」という流れになっている。
結局、彼らが勝手にやり始めた捏造による「衛星中継」は成功したが、CIA 当局はその証拠を完全に抹消しようとしていた。マットと共に潜入していた仲間は暗殺され、マット自身にも命の危険が及び始める。彼は一部始終を記録してきたこのフィルムを別の仲間に託して姿を隠したのだった。という結末。
都市伝説に基づくモキュメンタリーにしては、そこそこリアルかつ分かりやすく描かれていたので、なかなか面白かった。