映画「A Walk Among The Tombstones 誘拐の掟」を観た
2019年視聴。2014年。リーアム・ニーソン主演。
1991年、のんだくれ刑事のリーアム・ニーソンは、強盗犯との銃撃戦の中で少女の命を奪ってしまい、警官を辞職し、禁酒を誓う。
時は流れ1999年。私立探偵となっていたリーアムは、禁酒会で知り合った男から「弟の相談に乗って欲しい」と声をかけられる。その弟は麻薬の売人で、妻を誘拐・殺害されたという。麻薬の売人であるために警察沙汰に出来ず、私立探偵のリーアムに助けを乞うたようだ。
調べていくと、誘拐と猟奇的な殺人を繰り返すイカれた2人組を突き止める。この2人は別の麻薬の売人の娘を誘拐したところだった。その売人からも助けを求められたリーアムは、2人と電話で取引を行い、身代金を届けに行くことになる。
売人の娘は指を切り落とされていたものの、殺されることなく解放された。しかし直後、身代金の中に偽札が混じっていたことがバレ、銃撃戦に発展する。2人組のうち1人はこれによって瀕死の重体となり、2人のアジトに運び込まれるが、無口な相方によって殺される。
相方の方に手錠をかけ、麻薬の売人が射殺しようとしたが、逃げられてしまい逆に麻薬の売人の方が殺されてしまう。リーアムは死闘の末、変態の相方を射殺し、めでたしめでたし。
…なんかこう、あらすじを雑に書き起こすと面白さが伝わらないのだが、静かで重たい、ハードボイルドな雰囲気が楽しめる作品。酒のせいでトラウマを抱える主人公、という設定はありがちだが、良い感じにリーアム・ニーソンが演じていた。