映画「Star Wars Episode 9 Rise of Skywalker スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観てきた
2019-12-22 に映画館で観てきた。ようやくアップ。
目次
ネタバレあらすじ
大体こんな感じ。
- Ep8 のあと、Ep4〜6 のボスだったパルパティーンが復帰。スノークはパルパティーンが作ったクローンだった
- ベン・ソロはパルパティーンの下に仕え、レイの出自を知る
- レイは自分がパルパティーンの娘、レイ・パルパティーンだったことをベンから知らされる
- ブチ切れたレイはベンと戦うが、レイアがベンにリモートチャットを投げかけ、気が散ったベンはぶっ刺される。レイアは力尽きて死ぬ
- 刺されて瀕死のベンだったが、レイは「わりわりぃw」とフォースの力でベンを治療する
- でもアタイ、パルパティーンなんかに負けへん!つーことで戦う
- パルパティーンは「怒りに任せてワイを殺せば、その悪の力でお前は悪の頂点に君臨できるんやで」と挑発
- レイはパルパティーンの攻撃を「跳ね返す」ことで攻撃
- ベンとともに死闘を繰り広げ、パルパティーンに勝利するも、レイも絶命
- ベンがお返しにフォースの力でレイを復活させ、チューしてたらベンが死ぬ
- ファイナル・オーダーとかほざいてた連中をぶっ倒してめでたしめでたし
- レイはマーク・ハミルとキャリー・フィッシャー専用のライトセーバーを、二人の故郷タトゥイーンの土に埋める
- そこに通りがかったババアがレイの名前を聞く
- レイはマーク・ハミルとキャリー・フィッシャーの幻影を見ながら「私はレイ・スカイウォーカー」と答えるのだった
つか Wikipedia に全部書いてあるんだが大丈夫かこれ?w こんな早くネタバレしちゃうもんなのか…。
感想
4〜6 が好きな、4〜6 っぽいモノが見たい人たちには好評らしいが、8 の方向転換がほとんどなかったことにされたので、色々と残念。
2019年にもなって「スカイウォーカー」という姓にあやかってしまう、血統主義的なラストは、個人的にはベタベタで、なんだかなぁと思う。いや、落語家の亭号みたいなモンで、単なる血筋とは違うんだと思えばいいんだけど、どうもなぁ。
惑星エクセゴル (パルパティーンのアジト) への行き方を示す「ウェイファインダー」とかいうアイテムを入手するまでのイベントが長ったらしく、ポーのかつての仲間とかが雑に出てきたり、C-3PO の記憶が一時的に消えたり、蛇足が多い感。もっとすんなり行かなかったのか?ハックスの使い方もテキトーだし、ボイエガがフォース感じてる風な素振りを見せてるところもそれ以上触れられず終わる。
なぜかハリソン・フォードのクレジットがなかったのだが、何でだろう?
元々予定していた監督が降板して、7 を作った J・J・エイブラムスが担当してるので、とにかく人が走りまくり、6 をリメイクしていくだけ。8 で評判が悪かったローズを脇に追いやり、「眠れる森の美女」ばりにヒーローとヒロインのキスシーンを入れてディズニー忖度も十分。
「他にどうやって収束させられたと思う?」と問われると答えられない。目新しさはないが、「スター・ウォーズ」らしさは十分。自分は熱狂的なファンではないので、なんとも腑に落ちないところもあり、モヨモヨ…。期待しすぎず見ればちょうどいいか。