映画「Elysium エリジウム」を観た

2013年。

近未来の地球は生活環境が悪化しており、富裕層は地球を飛び出て「エリジウム」と呼ばれるスペースコロニーで生活していた。そこにはどんな病気も治す装置があったりする。

荒廃した地球で暮らすマット・デイモンは、工場での作業中の事故により被爆、余命5日と診断される。エリジウムにある治療装置を求めて、「エリジウム市民を襲い、財産などを盗むためにその市民の脳のデータを奪う」という闇の仕事に手を染める。

その標的としたウィリアム・フィクナーから脳のデータを盗むが、彼は「エリジウム」でクーデターを起こすための再起動プログラムを脳に隠していた。データをマット・デイモンの脳に転送した直後、ウィリアム・フィクナーは誤射により死んでしまったため、クーデターの首謀者であるジョディ・フォスターから命を狙われることになる。

幼馴染の娘が白血病で苦しんでいたりするので、腹を括ったマット・デイモンは、自身の脳にある再起動プログラムを書き換え、地球上の全人類がエリジウム市民とみなせるように設定した上でプログラムを実行。自分の命と引換えに、多くの人を救ったのだった。


「第9地区」や「チャッピー」っぽい雰囲気だと思ったら、監督が同じニール・ブロムカンプだった。

話は分かりやすくて追いかけやすいが、若干盛り上がりに欠けるか。2013年らしく、低音で「ヴァーーーン」と音を鳴らす、「インセプション」メソッドが多用される。