映画「Oblivion オブリビオン」を観た

この記事は2014年に某所に書いていたモノの転載です。


2013年。

あらすじ

近未来の地球は宇宙人の侵略があって人が住めなくなっちゃった。その宇宙人を始末するために地球に残って監視を続けてるのがトムクルーズ。ある日宇宙船の残骸を見付けて、そこによく夢に出てくる女性が倒れてるのを発見。連れ帰ってみたらトムの名前を口にして…。かと思ったら宇宙人に捕まっちゃって、その宇宙人は実は…。

というもの。

レビュー

冒頭でトムが「政府のなんたらプログラムによって記憶が消されて数年、私は地球の監視をしているが…」みたいなナレーションが入った時点で「あれっ?」と思ってたんだけど、やっぱりそうだった。サム・ロックウェル主演の2009年の映画と同じだった。途中はスターウォーズだし、なんだこの寄せ集め感。

しかし「月に囚われた男」の時も思ったんだけど、どうして何かを遂行するために「クローン人間」を使うのかな、って。オブリビオンの場合、悪の親玉の「テッド」は英語が喋れる巨大な三角錐で、なんかそいつ自身でスゲーことが出来そうなのに人間を使うっていう。あーでも最後あんなショボいウソが見抜けないんじゃダメか。

他作品と同じプロットをわざわざ使って、どう見せるのかと思ったら、ちょっとイマイチだったかなーという感じ。映像は綺麗だった。アバター以来、こういう映像美で世界観を共有させる感じのは、見ている間は心地良い。