ダークモードを止めた
iPhone を iOS 13 にアップデートしてから本格的にダークモードを使っていたが、以下の記事を読んで、いよいよ止めることにした。
以下抜粋。
- 暗い部屋ではダークモードのような暗めの色のほうが不快感が少なく、アプリを長時間使いやすくなります
- 明るい環境では、画面が暗いほうが目に大きな負担がかかる可能性がある
- わたしたちは、白い背景に黒い文字という組み合わせに慣れているため、通常モードのほうが、やや読みやすく感じるかもしれない
- 明るい背景では文字を追うときに瞳孔が小さくなり、視力が上がることにある
- 逆に、暗い背景では瞳孔が大きくなり、文字に集中することが難しくなる
- こうした効果は、乱視の人にはさらによく当てはまる
- どちらかといえば、明るい背景のほうが集中力とパフォーマンスによいことがわかっています
- 黒い背景のほうが、心に乱れを生じさせやすいことがわかったからです。白い背景はそれ自体で干渉を引き起こし、ほかの刺激からの干渉を減らしうることがわかりました
- Twitterは、ダークモードを有効にしているユーザーのほうが、アプリに費やす時間が長くなることを発見した。だが、これは集中力が増すためではなく、ベッドに入ったまま画面をスクロールするには、ダークモードのほうが不快感が少ないからかもしれない
最近、メガネをかけていても近くのモノの輪郭がボヤけて見えて悩んでいたので、メガネ屋で検査をした。すると、視力が低下したのではなく、乱視が悪化したためにそのように見えていたことが分かった。
近視を改善する「メガネの度数」というモノは、度数を上げても近くのモノがハッキリ見えるかどうかにはほとんど影響がないらしい。自分が感じていた「近くのモノのボヤけ」は、乱視、つまり左右の目が認知する像がわずかにズレているために起きていたのだった。
残念ながら、眼鏡で補正できる乱視の度合いにも限度があり、劇的に見えやすくなるような補正は難しいことが分かった。その代わりに、PC モニタなどを普段よりも遠ざけて見ることで、もう少しズレが少なく、物体の輪郭がクリアに見えることが分かってきた。
こんな感じで、目に悪いモノを抱えている僕は、ふとスマホのダークモードが気になり、ライトモードに切り替えてみた。するとダークモードにしていた時よりも文字が読みやすく、鮮明に見えるような気がする。その理由は上述の記事によれば恐らく、背景が明るいことで瞳孔が大きくなるからであろう。
また、iPhone 程度の画面サイズだと特に気にならなかったが、15インチ MacBookPro でもダークモードを止めたところ、背景色が黒っぽい色から白っぽい色に戻ったことで、液晶の光沢による映り込みが減り、液晶が見やすくなった。そういえば電源の付いていない真っ暗な液晶ってバッチリ反射するからなぁ…。ダークモードよりもライトモードの方が映り込みが少なくなるのは盲点だった。日頃感じていた見づらさがかなり軽減されて嬉しい。
なんとなくカッコイイとか、覗き見された時に判別しづらいかな、とかいう理由でダークモードを選択していたが、どうも視認性はライトモードの方が高そうなので、キッパリ止めることにした。
ノリで選択したモノが実は自分に合っていないこともあるんだな、と思った。