映画「From Paris With Love パリより愛をこめて」を観た

2010年。リュック・ベッソン監督。

パリにあるアメリカ大使館で働くジョナサン・リース・マイヤーズは、見習いの CIA エージェントだった (この設定が分かりづらい)。今日もちょっとした雑務をこなす日々だが、恋人のキャロリンとは良い感じで、婚約指輪をプレゼントされた。

ある日、フランスに降り立った凄腕捜査官のジョン・トラボルタのパートナーを命じられる。彼は型破りな捜査で、次々と悪党を倒していく。麻薬を密売していたマフィアから、その売上金で武器を揃えていたテロ組織へと辿り着くが、テロ組織のアジトにジョナサンを隠し撮りした写真があり、二人は困惑する。どうやら反米的な勢力の標的にされているようだった。

ジョナサンは彼女と同棲する家に帰り、ジョン・トラボルタを同僚として紹介する。たまたま遊びに来ていた彼女の女友達と4人で食事をしていたが、その女友達が電話に出るやいなや、ジョン・トラボルタは彼女を射殺する。トラボルタは「彼女たちはテロ組織の一員だ、お前が付けている婚約指輪が発信機になっている」と話すと、彼女のキャロリンは銃を取り出してジョナサンの肩を撃ち逃走する。

自分が隠れみのにされていたことでショックを受けるジョナサン。そこに逃亡したキャロリンから電話があり、「ジョナサンを傷付けたことは謝るが、自分はテロ組織の思想に感化され行動していた」と明かされる。

ジョナサンは自宅に残されたキャロリンの遺物から、アメリカ大使館で行われるアフリカ支援サミットがテロの実行場所と推測する。ジョナサンは急いで大使館に向かうと、変装していたキャロリンを見つけ、説得を始める。しかし説得を聞かないキャロリンは爆弾に手をのばす。

その瞬間、ジョナサンは引き金を引いて彼女を射殺。トラボルタが彼女の身体を支えたことで、爆発は阻止された。

後日、正式に CIA エージェントとなったジョナサンは、トラボルタとともにエージェント活動を始める…。


リュック・ベッソン監督なので、頭からっぽにしてドッカンバッコンやるのをただ見届けよう。アクション続きで見応えは十分だった。