映画「2012」を観た

2012 というタイトルだが、製作は2009年。

2009年、インドの科学者が地球内部の流動化が進んでいることを突き止める。このままいくと、数年後には地殻変動で地球が崩壊すると予想する。大統領の科学顧問を務めるキウェテル・イジョフォーはその知らせを大統領に伝えると、各国首脳は極秘裏に脱出計画を開始するのだった。

2012年、売れない作家のジョン・キューザックは、ひょんなことからウディ・ハレルソンが個人で放送していたラジオを聞き、世界に終末が近づいていることを知る。別居中の妻・息子・娘と、妻の恋人の医師とともに飛行場に向かおうとする。するとついにロサンゼルスの地盤が崩壊し始める。一行は命からがら飛行場に向かい、地殻大変動により崩壊しかけたロスを間一髪飛び立った。

一行は、中国の僻地で「ノアの方舟」なる船が極秘に建造されていることを突き止め、中国へと向かう。飛行機が不時着した山奥で中国軍に発見されるが、予め10億ユーロもの大金で「乗船チケット」を購入していた富豪のメンツだけが救助され、作家家族は取り残されてしまう。その後、作家家族はチベットの僧侶と出会い、ノアの方舟に一緒に密航することにする。

キウェテルら政府関係者はノアの方舟に先んじて乗船していたが、助けを求める人々を置いて出航することはできないとし、各国首脳に協力を要請する。各国も理解を示し、乗船させられるだけの市民を乗せることにする。

密航しようとしていた一行は、ハッチを閉鎖するための装置に荷物を挟んでしまい、船のハッチが閉められなくなる。そこに大津波が襲来。ハッチを閉めないと船全体に危険が及ぶ。ジョン・キューザックは命がけでハッチの故障を直しに向かい、間一髪のところでハッチが閉まる。

なんとか大津波を乗り切った「ノアの方舟」は、大陸隆起により難を逃れたアフリカの希望峰に向けて進むのだった。


ジェットコースタームービーってヤツ?主人公らと一緒にハラハラして、アクションゲームのステージみたいな困難を乗り越えていく感じ。ベタベタだし非現実的で荒唐無稽さもあったけど、まぁ楽しめた。

アメリカ大統領役のダニー・グローヴァー、リーサル・ウェポンのときからさらに歳をとってしまって…。w