映画「Django ジャンゴ 繋がれざる者」を観た

2012年。タランティーノ監督。

舞台は19世紀後半のアメリカ。黒人奴隷のジェイミー・フォックスは、ドイツ系の妻・ケリー・ワシントンと離れ離れになっていた。そこにドイツ人の賞金稼ぎ、クリストフ・ヴァルツが現れ、ジェイミー・フォックスは奴隷商人の元から救出される。ジェイミー・フォックスはお尋ね者である三人兄弟のことを知っていたため、クリストフ・ヴァルツは彼を白人と対等に扱い、三人兄弟を無事仕留める。さらに、彼に賞金稼ぎのノウハウや銃の扱い方を教えていくと、天性の才能によりメキメキ成長していった。

生き別れの妻は、領主レオナルド・ディカプリオの農園にいると判明。クリストフ・ヴァルツとともに彼女を救うべく、「格闘奴隷商」のフリをして屋敷に潜入する。そこでクリストフ・ヴァルツが同じドイツ系のよしみ、というテイでケリー・ワシントンを買おうとするが、使用人のサミュエル・L・ジャクソンが二人の策略を見抜く。

騙されていたことを知ったディカプリオはグラスを叩き割りブチギレ。二人が持っていた大金を巻き上げ、彼女を売りつけることにする。これまでディカプリオの人間性に我慢してきたクリストフだったが、ついに堪忍袋の緒が切れてディカプリオを射殺。クリストフはディカプリオの用心棒に撃たれて死ぬ。

その瞬間、ジェイミー・フォックスは銃を抜き、屋敷の中で銃撃戦を繰り広げる。しかし嫁を人質に取られたため降参。ジェイミーはよそに売りつけられることになった。

しかしその道中、運ばれるジェイミーは「ディカプリオの農園に金がある」などと言葉巧みに従業員らを騙し、油断したところで彼らを射殺。そして屋敷に戻ったジェイミーはサミュエル・L・ジャクソンらを射殺し、屋敷ごと爆破して嫁を奪還したのだった。

クリストフ・ヴァルツってこんなイカしたオッサンだったのか…。ジェイミー・フォックスは演技力ありますね。そして何より、勢い余ってガチでグラスを叩き割ったディカプリオに拍手。