Ubuntu に Google ドライブを同期させてファイラで閲覧できるようにする

Ubuntu 18.04 にて、Google ドライブを同期させて、ファイラ (Nemo) で閲覧できるようにしたいと思った。

目次

Ubuntu コントロールセンター (設定) の「オンラインアカウント」で同期する → 失敗

ファイラに Google アカウントが表示されたが、開こうとしても「読み込み中…」のまま何も開かなかったので断念。

Ubuntu 16.04 時代はうまくいったようだが、Ubuntu 18.04 だとうまくいかなかった。

google-drive-ocamlfuse パッケージを使う

コチラのやり方でうまくできた。

$ sudo add-apt-repository ppa:alessandro-strada/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install google-drive-ocamlfuse

$ google-drive-ocamlfuse
# ブラウザが開くのでサインインし認証する
Access token retrieved correctly.
# しばらく待ち、このメッセージが出てプロンプトに戻ったら OK

# 同期用ディレクトリを作成し同期を開始する
mkdir ~/GoogleDrive
google-drive-ocamlfuse ~/GoogleDrive

同期ができると Ubuntu 標準のファイラである「ファイル」アプリ (Nautilus) で、サイドバーに Google Drive の項目が追加された。

自動起動するアプリケーションの設定」にて、最後の同期コマンドを指定しておくことで、起動時に自動的に有効になるようだ。

テキストファイルなんかを開いてエディタで保存すると、同期が完了するまでエディタの動作が止まってしまう。ファイル同期処理は同期的に実行されるようだ。以前は async_upload なるオプションがあったようだが、どういうワケか今は使えないらしい。確実に同期されるものの、ちょくちょくテキストファイルを保存したい場合なんかは鬱陶しいかも。運用回避。w