映画「Bonnie And Clyde 俺たちに明日はない」

1967年。ボニーとクライドを描いた作品。

ウォーレン・ベイティ演じるクライド・バロウが、フェイ・ダナウェイ演じるボニー・パーカーと出会い、マイケル・J・ポラードやジーン・ハックマンなどを仲間にして銀行強盗を繰り返す。

クライドは性的不能者として描かれているのが面白い。調べてみたら実際はゲイだったとかいう話もあったので、当時の風潮に合わせて改変し、ボニーとの関係性をドラマチックに描くための材料にしたっぽい。

ボニーのファッションがかなりファッショナブル。

最後は有名な銃殺のシーンで終わる。2019年の映画「テキサス・レンジャーズ」でも描かれていたとおり。

反体制的な主人公が体制に挑むが、最終的には体制側に負けるという、アメリカン・ニューシネマと呼ばれる流行を生んだ作品の一つといえる。