映画「5th Wave フィフス・ウェイブ」を見た
2016年。クロエ・モレッツちゃんが出てる。
宇宙船が突如地球に現れ、電子パルス・地殻変動・疫病と3つの「波状攻撃」を仕掛けられる。
疫病で母を失ったクロエ・モレッツは、父と弟とともにキャンプに避難する。するとそこに軍が現れ、「第4波は人間に寄生した宇宙人による攻撃」だとして、父を含めた大人たちを殺してしまう。弟を含めた子供たちは軍の基地に連れ去られ、クロエだけ置き去りにされてしまう。
単身行動することになったクロエは道中で怪我を追い、エヴァンという青年に救われる。かつては同級生ベンに片思いしていたクロエだが、エヴァンとキャンプをしていたらベンのことはどうでもよくなる。
一方、弟はクロエの同級生ベンとともに基地に送られ、そこで「第5波」の攻撃に備えて訓練を受けさせられる。「子どもたちは宇宙人に寄生された人間が見極められる」として訓練をさせられていたが、ある時それがでっち上げで、「ただの人間」を殺させられていたと分かる。
どうやら軍の大佐は宇宙人に寄生されており、「子どもたちに人類を狩らせる」のが「第5波」だった、というのだ。
クロエとイイカンジになったエヴァンは、自分は本当は宇宙人に寄生されているが、クロエと出会って心変わりした、と告白する。
クロエは弟を救うため、軍の基地に潜入。あっさり弟を見つけ、エヴァンが基地を爆破して一件落着。これからもアタシたちの戦いは続く。スイーツ (笑)。
…つーワケで、見てみたらサイテーな映画だった。天変地異にウイルス拡散までできる宇宙人が、最終攻撃の手段として「人間に寄生して残りを狩らせる」ってのは、なんかレベル落ちてない?と思う。
しかも「寄生された人間」という描写も、映像の上では何も変わった様子がなく、ただのイジワル軍人と子供とのバトルになってる。1998年の「パラサイト」ぐらい変わっててくれたら良かったのに。
ラストも「続く」で終わってて、すげーガッカリ。「ダイバージェント」みたいな続編失敗作やな。