映画「Unknown アンノウン」を観た

2011年。前にも観たことあったんだけど、Netflix でまた観た。感想書いてなかったので書く。

植物学者のリーアム・ニーソンは、妻とともにドイツに降り立つ。学会に出席するための旅行であったが、ホテルの前で荷物がないことに気付き、リーアムのみが単独行動。そこで交通事故に遭い、リーアムは記憶喪失になってしまう。

自分の名前や妻の存在は思い出せたが、交通事故の前後の記憶が曖昧なリーアム。妻を探してホテルに戻ると、そこには自分の名を名乗る全くの別人 (エイダン・クイン) がいた。妻も自分のことを「知らない人だ」と突き放し、混乱するリーアム。

そうこうしていると、自分の命を狙う何者かに付けられていることを察知。何か陰謀があると感じたリーアムは、交通事故に遭った時にタクシーを運転していた女性や、看護師に紹介してもらった元諜報員の男性などに協力してもらい、真相を調査し始める。

やがて判明した真相はこうであった。 (← 物凄い端折り方)

リーアムは「セクション15」という秘密組織の暗殺者だった。妻だと思っていた女性は相棒のスパイで、自分の名を騙る別人は、リーアムの「スペア」として用意されていた仲間のスパイだった。リーアムは夫妻を装って学会のパーティに忍び込み、バイオテクノロジーに関する画期的な発表を行おうとする教授を暗殺する計画だった。

事故による記憶喪失により、潜入のために作り上げた偽りの身分を本当の身分だと思っていたリーアムは、徐々に記憶を取り戻し、真相を知り愕然とする。そして、教授の暗殺計画を阻止することにして、パーティ会場に乗り込んだ。

リーアムの働きかけで教授は無事避難。妻役のスパイは爆弾を一時停止しようとしたが間に合わず爆死。自分のスペアとしてあてがわれていたエイダン・クインとはタイマンでバトって勝利する。そして命を救った教授は、翌日予定どおりに画期的な研究発表を行うのだった。

秘密組織から脱退したリーアムは、タクシー運転手の女性にも偽造パスポートを渡し、夫婦を装ってドイツを去った。


「スパイだった自分が作った設定」を本当の記憶だと勘違いしていたオチで、記憶が戻ったらいつもの「96時間」。初見の時ははえ〜〜と思っていたが、2度目の今回はスーーーン。何度も見るもんじゃない。