ラズパイ4に Elecrow 5インチ・タッチスクリーンを接続してみた

Raspberry Pi 4 用のディスプレイとして、Elecrow の5インチ液晶を買ってみたのでレポート。

この5インチ液晶を買った

目次

スペック

購入したのは下の商品。

Elecrow 5インチスクリーンのスペックは以下のとおり。

付属品

付属品は次のとおりだった。

付属品たち

本体を確認

ディスプレイ本体は基板が剥き出しなので、自分で何らかのケースを用意しないと心もとない感じ。

基板剥き出し

裏を向けると、左側に

がある。

端子類

右側には

と書かれたスイッチが並んでいる。

右側に小さいスイッチ

ラズパイ4に接続してみる

まずは何も考えず、ラズパイ4に接続してみる。

液晶に HDMI ケーブルと Micro USB ケーブルを挿し、ラズパイ4側に Micro HDMI と USB-A (2.0) を挿す。

ラズパイ4本体に供給する電源は、ひとまず AC 電源で供給してみる。

電源を入れるとディスプレイが映り、ちゃんとデスクトップが表示された。さらに、何の設定もせずにタッチ機能も動作した。

USB と HDMI を繋ぐだけで良かった

本体側面の「Menu」スイッチなどを押すと、画面の明るさ・バックライド・コントラスト・彩度などが変更できる。訳が怪しいが、メニューを日本語化することもできる。

液晶設定

モバイルバッテリー駆動でも動作した

Micro USB で給電とタッチ機能を実現している本ディスプレイだが、モバイルバッテリーでは駆動するのだろうか。

今回は、少々古い商品ではあるが、5V / 3A 出力ができる Anker Astro E5 第2世代というモバイルバッテリーを使ってみた。なお、ラズパイ4本体のみであればこのモバブーで動作することは事前に確認済。

ついでに、モバブーの接続には「オーディオファン」製の電源スイッチ付き USB-C ⇔ USB-A ケーブルを使ってみる。

2本セットのヤツ

以下のように電源スイッチが付いている。

電源スイッチがある

ラズパイ4と Elecrow 液晶を接続し、Anker Astro E5 で電源供給してみると、無事動作した。明るさなどの設定変更やタッチパネルの動作にも影響はなく、問題なく動作していた。

モバイルバッテリーで液晶まで動作した

USB ケーブルの電源スイッチも使えていてラズパイの起動制御がちゃんと出来ている。Bluetooth 接続のキーボードもちゃんと認識した。

イイカンジ!コレならポータブル・ラズパイが作れそう…!