AWS のサービス名の接頭辞、「Amazon」と「AWS」をデタラメに付けてる説 (んなワケない)
AWS の豊富なサービス群。正式名称をよく見てみると、
- Amazon EC2
- Amazon RDS
- AWS Lambda
- AWS CodeBuild
といったように、接頭辞に Amazon が付くサービスと、AWS が付くサービスとがある。
これらの違いは何なのだろうか。
サービス名は「Amazonから始まるもの」「AWSから始まるもの」「どちらも付かないもの」があります。
法則は曖昧なのですが、通常はAmazon始まり、AWSの各サービス同士を協調動作させることを目的にしたサービスはAWS始まり、特定のサービスにぶら下がったサブサービス的な位置づけのものは無印、という傾向が見てとれます。
The pattern is that utility services are prefixed with AWS, while standalone services are prefixed by "Amazon".
Services prefixed with AWS typically use other services
the prefix AWS is used for PaaS (Platform as a Service) and prefix Amazon is used for IaaS (Infrastructure as a Service).
なるほど。
- Amazon 始まりは IaaS として独立したサービス
- AWS 始まりは PaaS として他のサービスから利用されたり利用したりするモノ
という分け方がされていそうだ、という話。
ストレージとして独立して使える IaaS だから S3 は Amazon S3 だし、サーバレスという広い意味で PaaS な Lambda は AWS Lambda というワケだ。
そういう法則が見えるが、「Amazon SQS」(メッセージングサービス) は違和感がないか?
という指摘に対しては、「AWS としての初期のサービスだから命名規則が曖昧だった名残じゃない?」という推測も。w
In one of AWS Meetups it was told that Amazon itself uses few of its cloud services and these are named with 'Amazon' prefix.
Amazon 自身が使っているクラウドサービスは Amazon から始まる説。コレは関係ないんじゃないかな。w
つーワケで、IaaS か PaaS か、独立しているか他との呼び出しがあるか、という観点で、Amazon か AWS かを使い分けていそう、という話でした。