Windows Terminal で WSL2 を使う時、初期ディレクトリを指定する方法

Windows Terminal から WSL2 Ubuntu を使っているのだが、startingDirectory の指定が上手く効かなかった。

{
  "$schema": "https://aka.ms/terminal-profiles-schema",
  "defaultProfile": "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
  "profiles": {
    "defaults": {
      // Put settings here that you want to apply to all profiles
    },
    "list": [
      {
        "guid"             : "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
        "name"             : "Ubuntu",
        "source"           : "Windows.Terminal.Wsl",
        "colorScheme"      : "Neo's Color Scheme",
        "startingDirectory": "~"
        // ↑ココでチルダを記述してもユーザホームに移動してくれない
      },
      // 後略……

どうしたらいいのかと調べてみると、次のようなパスで指定すれば良いみたい。

"startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu/home/neo"

//wsl$/ というのはエクスプローラで WSL 内のファイルを参照する時にも使えるパス。その配下の Ubuntu を指定して、/home/neo と、ユーザ名込みのフルパスで指定すれば、正しく startingDirectory~/ と解釈されるようになる。

自分はコレで解決したが、コレでは効かなかったという情報も見られたので、その場合は以下も参照のこと。

"commandline" : "wsl.exe ~ -d Ubuntu-18.04"

startingDirectory を指定するのではなく、commandline で WSL を開くと回避できる模様。